武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

デイブ・バリーの40歳になったら

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 とうとう、今年は40歳の誕生日が来てしまう。最近、同じ年のスポーツ選手がほとんど居なくなりました。ついでに、最近、電車に乗り遅れまいと、駅前で全力疾走することがなくなりました。最近は、「あー!間に合わなかった。」と見送ってしまいます。表向きは、モノレールが開業して、玉川上水駅が平屋から2階になって、ホームまでの距離が伸びたせいにしています。でも、受け容れ難いのですが、体力が落ちてきています。
 さて、「デイブ・バリーの40歳になったら」ですが、40歳を過ぎても気持ちもやっていることも高校生や大学生の時と変わらないのに、全てがなにか違ってきているということをユーモラスに書いています。
 実は、この本を購入したのは、1992年。もう16年も前です。そのころ、ボブグリーンや、ピートハミルといったアメリカのコラムニストの作品にはまっていました。毎月、ボブグリーンのコラムが掲載してあるというだけで、「日本版 エスクァイア」を大学の売店で買ってたぐらいです。さて、「エスクァイア」が似合うように今なっているかというと、全然そんなことはありません。時計は国産ですし、安いネクタイを締めてます。洒落た格好は落ち着きません。バーで飲むぐらいなら、中華料理屋でラーメンにビールを頼んで週刊誌を読んでいた方が幸せです。
 話はそれましたが、ボブグリーンのコラムにちょっと飽きてきた時、「内容保証 云々。」の帯が目に留まり、「これは面白そうだ!」と手に取りました。
 しかし、当時、20代前半の私は、「ちっとも面白くないぞ!」とちょっとだけ読んでそのままにしてしまいました。
 以来、16年間、ただただ、本棚に埋もれてました。よく、カビも生えなかったものです。

 「あーあ、今年は、40か!これから死ぬまで介護保険も払わなきゃなあー。」と、この本を思い出し、「つまらなくて、途中で止めたんだよな。」と思い出しながら読み始めました。

 「こりゃ、無茶苦茶面白いコラムじゃないか!」と電車の中でも、トイレでも、食事しながらも読みつづけ、1日で読み終わりました。
 「歯もそろっている、それほど腹も出ていない。まだ、デイブ・バリーほど、見苦しく年は取っていないぞ!」と自分に言い聞かせながら読んでいました。

 でも・・・・。

 20代前半に全く面白くもなかった本に、今は共感してしまっているというのは・・・。