6月議会の活動報告です。しつこく、比留間運送伊奈平工場周辺の土壌汚染や公害被害を追及しつづけてきたところ、休止中の比留間運送伊奈平工場の焼却炉が廃炉となりました。今後は、廃炉作業と土壌汚染の改善をチェックしつづけます。
以下、記事です。
公害被害者のPFAS血中濃度、米基準の4倍超にも!
前号で、比留間運送伊奈平工場周辺で公害被害を訴えている方の血液検査をしたら、高濃度のPFAS類が検出されたことをお伝えしました。新たに5年前に体調を崩して辞められた方の検査も行ったところ、なんとアメリカ基準の4倍以上ものPFAS類が検出されました。体内に蓄積しつづける研究結果を裏付けるものです。恐ろしい事ですが、深刻な健康被害が一生付きまとうことになるかもしれないことも暗示しています。
健康被害を訴える市民を前に、いつも以上の血も涙も無い答弁!
市議会にて、「重金属類やPFAS類の深刻な土壌汚染の結果、このような被害が生まれている。対策を!」と訴えたのですが、「国の基準が決まっていないので…。公害問題など知らない!」と、いつも以上に血も涙も無い答弁でした。傍聴していた被害者の方は、「なんども市に伝えているじゃないか!」と肩を震わせていました。これまで何度も比留間運送伊奈平工場周辺の公害問題を議会で取り上げましたが、答弁する部長は、皆苦しそうな顔です。市民のために公害被害を解決したいという心情が伝わってきます。結局、「公害問題なんて聞いていない!」という、山崎市長の姿勢がブレーキなのではないでしょうか?
水俣病も、当時の市長がブレーキに!
今に至る、深刻な公害被害をもたらした水俣病!水俣病の被害が拡大し長期化したのは、当時の橋本彦七水俣市長が、「チッソの工場廃液は原因ではない!」と突っぱねたことに一因があります。彼は元々チッソの工場長。それに、水俣市はチッソの企業城下町です。「別に原因がある!」と言いたい気持ちも分かります。
同じように、比留間運送とは武蔵村山市がごみ収集を開始した当時からの深い関係のため、山崎市長は動かないのかもしれません。でも、この瞬間にも、重金属やPFAS類の汚染や被害は進行しています。PFAS問題が発覚すると、どの自治体の首長も最優先事項で、市民の安全のために環境省に足を運び対応を協議します。なぜ、山崎市長は動かないのでしょうか?業者との関係よりも、市民の健康を考えて欲しいです。とは言え、「公害問題なんて聞いていないが、被害者と会っても良い」との答弁も。これをきっかけに、公害対策に一歩踏み出してくれたら良いのですが。

核保有国同士の国境未画定エリア ラダックを行く
チベット仏教の僧院巡りをしようと、インド領ラダックに行ってきました。ラダックはヒマラヤ山脈と崑崙山脈に挟まれた地域で、バイクの聖地とも言われてます。1日2,3千円でバイクをレンタルして、ヒマラヤの山々を走り回れます。ただ、保険は無いので自己責任です。バイクを駆って、山奥の僧院を巡りました。わざわざ訪ねてくる外国人は珍しいのか、食事をごちそうになることも。ラダックはインド領なので、中国共産党に弾圧されていない本来のチベット仏教に触れることができます。ですので、チベット本土では禁止の、ダライ・ラマ14世の写真を僧院や街中でも、多くみかけます。
バイクで走っていると、ヒマラヤの奥地だというのに、インド軍の駐屯地だらけ。軍隊のトラックの隊列ばかりです。ここ、ラダックはパキスタンと中国という核保有国に挟まれている上に、国境線が確定していません。なので、ネットの地図サイトをみると奇妙な線引きをしています。また、インド領なのにヒンズー教の寺院は見当たりません。あるのはチベット僧院とイスラム教の礼拝所です。要するに、インド領とはいえ、核保有国同士の緩衝地帯です。歴史をひもとけば、戦争は、そんな大国同士の緩衝地帯で起きています。日本とアメリカの戦争でも、主な戦場は太平洋の島々でした。
「軍隊をなくして対話をすれば、世界は平和になる」と短絡的な平和主義を叫ぶ人がいます。一見、もっともらしく人道的に聞こえます。でも、そんな事は、軍事的な緩衝地帯を作り、日本を戦場の土俵にすることです。外患誘致に思えます。
短絡的な平和を叫ぶ人は、世界の現実をみてきたらよいのにと思います。




















