私の家は、エレベーターの無い団地の5階です。5階まで訪ねてくる人は、宅急便か議会事務局の方が大半です。ですので、ピンポンがなると、急いで玄関に駆けつけて、「暑い中、わざわざ5階まで・・」と恐縮しきりになってしまいます。
それ以外に、いつも来る人たちを忘れていました。
エホバの証人です。
数日前、ピンポンがなったので、ドアを開けると見慣れぬご婦人がたってました。
「聖書はお読みになりますか?」と聞かれました。
「読みますよ。」(正直に言いますと、使徒言行録あたりは全く読んでません。)と答えると、ハンドバックをごそごそと探し始めたので・・・。
「エホバの証人の方ですか?解毒は読まれましたか?」
この本のことを伝えてみました。どうにも本当に知らないようでした。私はてっきり教団内で、「解毒」を読んだら地獄に落ちるとか徹底されていると思ってました。
「解毒」はエホバの証人の両親の元に生まれて、人生がめちゃくちゃになった著者の体験と、エホバの呪縛からの解放が書かれています。訪ねてきたご婦人に、「解毒」の内容を伝えて、「あなたも、家庭や友人関係がエホバの証人のせいでめちゃくちゃになっていませんか?」と聞いてみました。すると一瞬、「ハッ!」とした顔をしたうえで、「聖書はお読みになりますか?」と再び聞かれました。
「聖書を読むのは一人一人の心の問題ですので、つるむ必要は全くありません。解毒を読みましたが、エホバの証人の聖書の解釈は間違っているとしか思えません。エホバの証人や統一教会、創価学会などに洗脳されて熱心に活動されている人がいますが、気の毒で哀れです。駅前で、本を持って突っ立ている姿をみかけますが、通りすがりの人は、洗脳されちゃってかわいそうにと哀れに見てるだけですよ。」と言ったら、ご本人も自覚があったのでしょう。おとなしく立ち去ってしまいました。
エホバの証人の方が以前訪ねて来た時に、「これからは神様が政治を行う時代が来るのです!」と目を輝かせてまくしたてられたことがありました。
一言、「それこそ、神を試す行為ではないですか!許されない事ではないですか?」と言ったら、「勉強になりました。」と帰っていきました。
今回、訪ねて来た人も、以前訪ねてきた人も目が覚めて脱会されれば良いのですが。
あと、ヤマギシズムの不気味な卵売りの車も見かけないような…。
私は、宗教が好きなので、「○○教なんですが来ませんか?」と誘われればホイホイとついていきます。カルト宗教と泡沫候補の政見放送は大好きな性格なので、これを機会にエホバの人が訪ねて来なくなったらちょっと寂しいです。
エホバの人たちは、選挙に行かないし、政治活動を一切しないので、変にゴマをする必要がありません。気を使わなくていいので、良い気分転換になります。
「解毒」は、カルト宗教の被害にあっている方は一度読まれると良いと思います。