深見東州単独 武道館・オリジナルソングコンサート!
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さて、会場の日本武道館に行ってまずびっくりしたのが、客層が若いこと!宗教団体の教祖のコンサートなので、爺さん婆さんの集会と思っていたところ良い意味で裏切られました。おまけに、宗教団体の集会特有の閉塞感がまったく感じられませんでした。
私は子供の時から音楽の時間が大嫌いだったので、コンサートに行くことはありません。高校時代、友人が新聞屋からもらった売れる前の斉藤由貴のコンサートに行って以来です。ですので、このコンサートの形態が一般的なのか?それとも特殊なのかもわかりません。
会場で配布されたパンフを見ると、オリジナルソングが32曲!当然知ってる歌なぞ一つもありません。
コンサートは深見教祖の語りと歌です。適度にダジャレを交えて、偉そうな説教もないので、不愉快になることはありません。妙ちきりんな儀式も無いのは言うまでもありません。歌も、素人とは思えないレベルで、「金返せ!」とは思いません。むしろ、「芸達者な人だなあ!」と感心するレベルです。ステージをたった一人で切り盛りしているんですから。
しかし、予定は32曲!プログラムをようやく半分消化したところで、早、2時間経過!「何時までやるつもりなんだろう~。」とかなり不安になってきます。「もう、帰りたい!」
そこで、演奏する人たちのトイレ休憩となりました。いよいよ「本当に何時までやるんだ~。」と、不安が増してきます。バンドがいない間も深見教祖はピアノを弾いたりして、休まずコンサートを続けてます。
私は、さすがに疲れて寝てました。ピアノの弾き語りで良い気持ちでひと眠りした後、バンドが戻ってきて後半戦です。そこから後はアップテンポの曲で会場は大盛り上がりの怒涛の勢いでエンディングを迎えました。終わったのはコンサート開始から、なんと!3時間半後の夜10時でした。
深見教祖は66歳とのこと、大したもんだなあと感心しました。
最初の2時間は修行でしたが、最後の1時間弱は楽しかったです。
信者には良いかもしれませんが、部外者にはかなり長かったです。
教祖のコンサートなので、「目がぶっ飛んだ洗脳人間たちの謎の集会!」を期待すると、肩透かしを食うことになります。
「深見センセー!!」って目を剥いて絶叫して卒倒する人がたくさんみれるんではと思ったのですが。
どこの宗教団体でも教祖を神格化して、取るに足らない陳腐な話をありがたく拝聴させます。でも、ワールドメイトの場合は教祖自らがおやじギャグを連発するので、おごそかに神格化されません。洗脳人間の集会らしくないのはそこらへんにあるように思います。
せっかくなので、深見東州の歌をカラオケでやってみようと思ったのですが、カラオケで配信されてないんですね。ちょっと残念。