14日の午前10時30分より、成人式が行われました。
一時は荒れる成人式でどうしようもなかったが、武蔵村山市では数年前から、成人式に有名人を呼んで講演会をおこなうという方式を改めて、市内の音楽サークルのウィンドアンサンブルの演奏をするようになりました。演奏も新成人に馴染みのある曲を選んでいます。
最初の頃は、「どうかなあ?」と思って見ていたのですが、司会者の人が「生のオーケストラで唄えるなんて機会無いよ!」とむしろやんちゃな人をステージに上げて唄わせてしまうようになって、成人式が荒れなくなりました。
荒れるほどの元気で会を盛り上げようという逆転の発想で大成功しました。
で、今回の成人式ですが、暴れる人もおらず、式典で市長や教育長の話を皆きちんと聞いてました。
市長の挨拶も、以前なら暴れるのを見越して、新成人に合わせるために芸能人やスポーツ選手のネタだったのが、今回はきちんとした内容でした。
国歌斉唱では、皆、立ち上がってきちんと君が代を唄っていました。
荒れる成人式は、一昔前の話になりつつあるようです。