今日は出社した後、時間が出来たので、草加まで、瀬戸さんの応援に行く。今週は市議会選挙。
今は市長の木下さんにも、選挙中の瀬戸さんにも当選以来お世話になっているので、お互いつぶし合いをしている状況をみるにつけ、いたたまれなくなった。
午後3時からは若手市議の会の研修会なので、横浜へ移動。早くついたので、シーバスに乗ったら、遅刻してしまった。
4時からは、全国市議会議長会の会長になった国松さんの講演会。この前、電話で話はしたけど、会ったのは久々でした。
三位一体改革での内部の話を聞かせてもらった。総務省や政府は、市議会議長なんてのは、田舎の名誉職のたらい回しなのだから、議会に権限を与えるのに及び腰との話でした。
確かにその通りだけど、きちんと権限を与えれば、しっかりするし、名誉職のたらい回しではなくなるかもしれません。地域事情によりますが。
せっかくなので、市議会議長会として、「共済年金が都道府県議会議員を優遇しすぎている事を議論して欲しい!」とお願いしておきました。
議員定数削減!という話を耳にすることが多いと思いますが、実は都道府県議会ではほとんど、議員定数削減をしていません。削減の対象は、市民の目が厳しい、市町村議会議員ばかりです。
ついでに、都道府県議会議員は、無投票当選の事例が非常に多い。選挙権の行使という、議会制民主主義の基本が成り立っていません。
というような問題もあるのですが、話がそれたので、本題に入ります。
地方議員を12年やると議員年金が支給されます。当然、掛け金は議員報酬から天引きされます。
例えば、私なら、夏のボーナスの7.5%が共済掛け金として天引きされます。
しかし、都道府県議会議員は2.5%しか天引きされません。
給付なども、都道府県議会議員が大幅に優遇されています。
この事を指摘したら、原案を寸前まで出してこず、議員共済の議論の時、突然知らされた、各地の議長からは大クレームだったとの事です。
三位一体改革は、それぞれの立場の者が、将来の日本のために少しづつ痛みを分け合うものです。
都道府県議会議員への優遇は、到底納得できません。