武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

中国のアジア侵略・人権弾圧を阻止する抗議デモ

 この前の土曜日、13日に中国のアジア侵略・人権弾圧を阻止する抗議デモが横浜で行われましたので、参加してきました。集会開始は12時30分、デモ出発は14時なのですが、ボランティアスタッフの方たちは9時集合という事でしたので、準備の皆さんに頭が下がるなあと思って、10時に東神奈川駅から徒歩10分程度の反町公園に向かいました。
 参加者の方に持ってもらうノボリや国旗の準備をしていると、三浦小太郎さんから、「集会での挨拶お願いね。私、司会だから。」と一言。
 錚々たる方が参加されるし、挨拶されるだろうし、他の人と違うネタを話さねばと、作業をしながら考えておりました。
 
 で、いざ集会が始まり、地方議員が4,5名集まりましたので、それぞれ少し話をすることになりました。
 私は、民主党のDNAとは何かという事で、こんな話をしました。
 
 民主党のDNAは「言論弾圧」と「言論統制」である。前総理大臣 鳩山由紀夫の祖父、鳩山一郎は戦前、滝川事件で言論弾圧を行いました。友愛だなんていうのは彼の本心ではない。また、現総理、菅直人の政治の師匠は、市川房江です。彼女は、婦人参政権ばかりクローズアップされるが、戦前、大日本言論報国会の理事として、言論統制を行っていた人物である。こういったことからも、民主党のDNAは「言論弾圧」、「言論統制」である。海上保安庁尖閣ビデオの非公開は、まさに言論統制のDNAをあらわしている。民主党や中国の言論弾圧と闘い、自由と民主主義をまもるためにみなさん頑張りましょう。
 
と、以上のような挨拶をしたつもりなのですが、多くの聴衆の方の前では中々上手く話せません。
 地方議員の挨拶のあと、私だけ普段着でマイクを持っていたためでしょうか?三浦小太郎さんから、「天目石議員は、朝から集会の準備を手伝ってくれていました。」とわざわざ申し添えてもらい、えらく恐縮してしまいました。
 私は、中国民族問題研究会の一支援者で、熱心な読者の一人なので、殿岡昭郎先生や三浦小太郎さんの会には馳せ参じなくてはと思っただけなので。
 
 今回の集会ですが、参加者も凄かったですが、APECの開催中の横浜という事もあり、警備も物物しかったです。警察がデモ行進を始めるんじゃないかと思うぐらい。
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 公園の周りをずらっとお巡りさんが整列していて画面に入りきれません。
 お巡りさんのチョッキには大阪府警と書かれていたので、APECのために動員されてきたようです。本当にご苦労様でした。
 私は、三浦小太郎さんや、ウイグルのイリハムマハムティさん、南モンゴルのダイチンたちと、デモの先頭の方で参加させてもらいました。先日の六本木でのデモのように、おかしな連中が嫌がらせに来る事もなく、沿道からは手を振って下さる方が多数いらっしゃいました。歩道橋から熱心に写真を取っている方もたくさんいましたが、その中にはマスコミ関係者だけではなくて、中国大使館の人もいた事でしょう。
 そして、日本人、台湾人、モンゴル人、ウイグル人チベット人ベトナム人などが一つになって中国共産党の人権弾圧に抗議するデモを粛々と行う姿に、中国共産党の末路を見たのではないかと思います。
 
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               デモの隊列のごくごく一部の写真です。
 
 中国に在住している友人の話では、現地の反日デモの底流は反政府デモであり、人民の共産党政府への不満は臨界点を超えているようです。公安が政治的な意識の高い学生をマークしているそうです。
 
 さて、中国は、これからどうなっていくのでしょうか?
 
 私は、満州事変前夜のようにも思え、この先、中村大尉虐殺事件のように、中国国内で日本人が虐殺されるような事件でも起きたら収拾がつかない事態になるのではないかと危惧しています。デモでは済まなくなる事が考えられます。同じく、日本国内で中国人が殺されるというような事件が起きたら、中国国内は収拾がつかなくなるのではと思います。日中双方、どのような混乱が起きるのか、ちょっと読めません。
 また、中国共産党政権が倒れたら7つぐらいの国に分裂すれば良いという意見もありますが、事がそう上手く進むか疑問です。独立を奪われて400年もたち、今や漢民族が9割の南モンゴル。歴史のほんの一瞬独立を果たした事があるが、いざ国家運営が出来るのか未知数の東トルキスタン。国連加盟は出来ていませんが、実質的な独立国の台湾以外は、非常に波が高いように思います。台湾にしても、共産党が倒れたら、蒋介石時代の大陸反攻の思想が復活するかもしれないですし。
 私は、中国共産党による人権弾圧や、独裁政治に憤りを感じていますが、最も難しいのは中国共産党後はどうあるべきか?どうしたらよいのか?という事です。
 自由で、民主的で、平和な社会の中国を作る具体的な方法は誰も持っていないように思います。
 
 「中国共産党はけしからん!」と主張するのも重要ですが、そろそろ、共産党後の中国と、そのときの日本を考える時期に来ているように思います。
 その時期は、意外と早く来るのではと思います。