最近、森田靖郎氏の「中国犯罪源流を往く」を読みました。臓器狩りやエイズ村や、日本国内の中国人実習生と彼らを人身売買のように食い物にする輩など、中国の暗部をえぐった渾身のリポートでした。
先日、大紀元の皆さんから中国の臓器狩りの事で話をうかがいましたが、すでに、森田氏は単身、中国の瀋陽郊外、蘇家屯にあるといわれる臓器狩り工場、人間屠殺場を探して乗り込んでレポートしています。心あるジャーナリストの方に比べて、政治の動きがいかに遅いか、憤りと反省が折り重なります。
臓器狩りは兎も角、中国のエイズ村について、以前、ニュースでちょっと見ただけの認識だったので、ネットで調べていたところ・・・・・。
なんとＮＨＫで、何度も放送しているではないですか！
中国エイズ孤児のドキュメンタリー ＮＨＫＢＳ
http://www.veoh.com/browse/videos/category/entertainment/watch/v14181408K5A5CEjA#
おまけに、中国エイズ村についてＮＨＫスペシャルも放送し、製作したディレクターは本まで出版しているではないですか！
ＨＩＶ／エイズと中国 感染者たちの挑戦
https://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=998059148X&BN=OFF
ＮＨＫにも心のある良識を持った製作者がいるんだと安心しました。決して、世界最大の人権弾圧・独裁団体 中国共産党の狗とならずに勇気ある言論活動をしている人が残っているんだと思いました。
この番組を作った人の名は？
濱崎 憲一
私は、我が目を疑いました。あの、ＪＡＰＡＮデビュー アジアの一等国 を作って、余りの偏向ぶりに猛抗議をされている人です。
私は、ＪＡＰＡＮデビュー アジアの一等国の抗議で何度もＮＨＫに行きましたし、渋谷駅などで何度もマイクを持ち番組の偏向した姿勢を糾しました。
濱崎ディレクターがどんな方なのか存じ上げませんが、おそらくは、権力の腐敗に憤りを覚える正義感の強い方なのだと思います。ジャーナリストとして持っていなくてはならない基本姿勢です。
そんな思いから、中国エイズ村の惨状を取り上げたのでしょう。
ついで、かなり偏向した、日本の台湾統治の話を吹き込まれ、正義感からＪＡＰＡＮデビュー アジアの一等国を作ってしまったのでしょう。それとも、中国共産党から目を付けられ、偏向した番組をつくらざるおえなかったのでしょうか？
濱崎ディレクターには、エイズ村問題から、臓器狩りなどの人権弾圧、言論統制など、中国共産党の暗部をもっと深く追求した番組を作ってもらいたいと思います。その事が結果として、共産党独裁に喘ぐ中国の人びとを救うことになるはずです。
逆に、日台分断の楔となりかねないＪＡＰＡＮデビュー アジアの一等国を作って笑うのは、中国共産党だけではないでしょうか？
ＮＨＫの抗議活動では、「濱崎ディレクターは中共の狗ではないか？」という論調がクローズアップされ気味ですが、彼の今までの作品も含めて、きちんと評価するべきではないでしょうか？
