なんだか、毎週土日は渋谷に行っています。
12日は、中国共産党の臓器狩りを追及しておられるカナダのマタス弁護士を交え、大紀元時報の皆さんとの食事会に参加した後、尖閣諸島に灯台を建設し27年間中国などから守り抜いた日本青年社50周年記念式典に出席し、その足でタクシーに飛び乗ってデモ会場に駆けつけるという強行軍でした。
出発前の集会での挨拶が長かったせいもあり、なんとか出発には間に合いました。
今回のコースは、宮下公園を出て山手線をくぐって、NHK前まで行き、そこから折り返すように坂を下って、駅前交差点を通って宮下公園に戻るというコースでした。
今、ウイグルで騒乱が起きているからかもしれませんが、いつも以上に熱気を感じました。
宮下公園の出発地点には歩道橋があり、デモ参加者の顔写真を撮影できるようになっています。今回は、いつもよりもカメラを構えている人がかなり多い印象を受けました。
言うまでも無くこのカメラマンの中には中国大使館員も含まれていることでしょう。
そんな事もあり、先日の南モンゴル支援デモでは、マスクをして参加しているモンゴル人の方が目に付いたのですが、今回はウイグルの人達は顔を隠すこともなく堂々と行進をされていました。
顔をさらす事により、中国共産党の人質と化している現地の親類縁者に被害が及ぶかもしれません。
こんな、勇気ある行動に、ウイグルの人達の決意を感じました。
今後、日本政府は、中国共産党の迫害を受けている人達の難民申請を積極的に受け入れる必要があると思います。
しかし、国会議員は選挙で忙しいのか、誰一人参加していませんでした。
話は変わりますが、中国共産党への1000人訪問団などを企画した民主党が政権を取ったら、このウイグルの人達はどうなってしまうのでしょうか?中国共産党から日本に逃れて来ている人々にとっては、日本の民主党政権の誕生は悪夢という生半可な言葉では表現できない恐怖が現実になる事です。
鳩山由紀夫の「友愛」とは、中国共産党と民主党の友愛なのか?それとも、弾圧をされている人々への「友愛」なのか? 戦前、干犯発言で亡国への引き金を引いた鳩山一郎の孫の言う友愛です。
不安を覚えるのは私だけではないと思います。
デモ行進をしていて、いつもと様子が違うと思ったのは、反対車線を走っている車の中から「頑張れ!」と手を振ってくれる方や、沿道から手を振っ手くれる方が多数いた事です。やはり、多くの人がニュースを見てウイグル問題に関心を持っているようです。
そのせいでしょうか?デモの出発の時は、約700人だったそうですが、帰ってきたときは800人以上に増えていたようです。多くの人が参加されても、いつもながら、ほとんどテレビニュースにはならなかったようですが、今回は外国人がテレビカメラを回している事に気がつきました。
日本のテレビでは放送されなくても、外国のメディアが取り上げれば、世界各地でウイグル支援の火の手が上がります。
恥をかくのは日本のメディアです。
ウイグルの地に平穏な日々が一日も早く訪れる事を願います。