寝過ごしたなあと思いながら、産経新聞の見出しを見て、一気に目が覚めました。
天皇陛下と中国共産党の習近平の会見を、鳩山政権がねじ込んだという記事です!
天皇陛下との会見は1ヶ月以上前に依頼をする1ヵ月ルールを無視して政治力でねじ込んだという事です。
習近平は5ヶ月前に東トルキスタン(ウイグル)にて、ウイグル人を弾圧・虐殺した司令官にあたる人物です。
このような人物との会見をねじ込むとは、全世界のみならず、未来永劫蔑まれる行為です。
民主党内や政府内に異論はないのでしょうか?
異論が出ないとしたら、「民主党は、所詮、選挙屋だから。」では片付けられない、驚くべき不見識さです。
ヒトラーを礼賛した鳩山一郎の孫、鳩山家の血がそうさせるのでしょうか?
鳩山一郎の孫だからこそ、深い反省から政治に対する真摯な姿勢が出てくるのではと、一縷の望みをかけていたのですが、そんなところはまるでありません。
以前、このブログでも書きましたが、鳩山一郎は干犯発言(軍の統帥権は天皇にあり!)と国会で主張し、軍の膨張化・独立化、いわゆる軍国主義の社会を作りました。
その後、戦争へと突入し、400万人もの犠牲を強いる事になりました。
天皇陛下と、大虐殺者との会見から行き着く所は、昭和20年8月15日の日本の姿のように思えてなりません。
ウイグルはもちろんの事、チベット・南モンゴル・台湾・そして中国国内で人権弾圧に遭い、苦しんでいる人達の希望を消し、傷に塩を塗る行為です。今後、犠牲者は益々増えてゆくでしょう。近い将来は日本でも・・・・。
自公政権も決して褒められるものではありませんでしたが、創価学会池田大作氏と天皇陛下の会見をセッティングするような事はありませんでしたし、最低限の節度だけ残っていたように思います。
中国共産党との関係も一定の節度を持っていたと思います。大訪中団など組織しませんでしたし。
ウイグルやチベット、中国国内で中国共産党による多くの犠牲者が出ています。これからも増えてゆきます。政権交代の言葉に踊らされて、この前の選挙で民主党に入れた人たちには、あなたの一票が東アジアの人権弾圧に加担している事を認識してください。
私は、これから、ウイグル支援、習近平来日反対の集会に駆けつけます。
13時30分 大手町の常盤橋公園です。