昨日17日の市議会 厚生産業委員会で、市民の方たちから中原集会所に関する陳情がだされ審議をしました。
従来から、市内の中原地区には住宅都市整備公団(当時)から寄付された集会所があるのですが、手狭であるとの声もあり、すぐ隣に防衛省からの交付金も受け、新たに集会所を建設する事となりました。
すると、まさに中原地域の方たちから、
「今の施設で十分ではないか!いつ造ってくれと頼んだのだ!」
「税金の無駄遣いをやめろ!」
と反対の声があがりました。昨年の6月に地域の方たちから中原地区の新集会所の建設を再考してほしいという陳情が出され、委員会でも審議を重ねていました。
・地域から正式に新地区集会所の建設の要望が出された事実が無いことは分かりました。
しかし、議会での陳情の審議中にも、設計委託は行われ、新施設の工事は着工し、地域の皆さんの陳情は否決されてしまいました。
私は陳情に賛成しました。
今回出てきた陳情は旧集会所についてです。
手狭だから新集会所も必要というのが市の理屈でしたが、元々、新集会所への要望書など存在しなかったため、手狭で地域要望があったため作るという理屈が成り立たなくなったのです。
余ってしまう、旧集会所はまだ、出来て10年程度にも関わらず壊すなどという話も流れましたが、結局、市の防災用の資材置場として利用するというのが市の計画です。
水周りはもちろんの事、冷暖房完備の施設を、ポリバケツやポリタンクの保管庫にするのだそうです。
さすがに地域の皆さんから、
・転用については真剣な検討をして欲しい。
・地域コミュニティで活用して欲しい。 との陳情があがってきました。
私も「ポリタンクやポリバケツの保管庫が必要なら、民家を改装した旧集会所に保管しないで、JRの古い貨車でも払い下げてもらって保管すれば良い。大体、火事でも発生したら、保管庫の役割を果たさないではないか!」などなど質問しました。
旧集会所をポリバケツ倉庫にするなら、新集会所の予定地にポリバケツ用の物置でも作っておけば良かった話です。大体、中原地域なら、近隣のホームセンターのジョイフル本田と災害協定を結んで、災害時にポリバケツを売ってもらうようにしておけば、税金もかかりません。
世間は大不況だ、北朝鮮はミサイル発射だと言っているときに、貴重な防衛予算を一体何に使っているのでしょうか?
例えて言えば、ラーメン食べた後、もうちょっと何か食べたいなと言ったら全く同じラーメンをもう一杯だされたようなものです。普通はギョーザか何かが欲しいものです。
しかし、水周りから冷暖房完備のポリバケツ倉庫は、世界中探しても武蔵村山だけかもしれません。
アラブのドバイだってびっくりです。