11日の夜、昭和女子大の人見記念講堂で行われた、神韻歌劇団東京公演に行ってきました。
神韻歌劇団は、中国の伝統文化の歌劇を現代風にアレンジしながら世界中を公演して回って公演しながら回っている団体です。
というより、中国共産党に弾圧をされている法輪功の人達が行っている歌劇です。
中国共産党により、中国古来の伝統と文化が破壊され、人権が弾圧される哀しみと未来への希望を表現しています。
従来は東京と大阪での公演だったのですが、今年から名古屋と広島でも開催されるようになりました。
観客は日本人と中国人と半分半分といったところでしょうか。
私は以前、中国共産党による臓器狩りの報告会に参加して以来、この会に誘われて今回で3回目です。
ようやく、大物政治家もこの公演に祝電を出すようになってきたようです。
海部俊樹、平沼赳夫、あと民主党からも石井一、平野博文といった人が祝電を寄せていました。
でも、神韻歌劇団の公演を見て中身を分かっていた人は国会議員では平沼赳夫さんだけでした。
おそらく、ご自分でずいぶんと祝電のメッセージを考えられたのでしょう。中国に伝統と文化を重んじ、自由な社会の到来を願う文章をよせられていました。
他の議員は、日中友好の促進など、とんちんかんな文章を寄せていました。「ソマリアの海賊って何?」という人達ですからしょうがないとは言え、国会議員だったら東アジアでの人権弾圧について関心を持っていて欲しいと思います。
この歌劇団の人達は祖国中国から逃げてきた人達なんです。北京か上海から来た公演とは違うんです。
今年の演目は例年に増してメッセージ性が強かったと思います。北京オリンピックを通して、中国共産党はナチスドイツと比べ物にならないぐらい弾圧を行っている事が世界中に知れ渡りました。
実は、中国共産党も今までのように国民への弾圧を続けるのは難しいと気付いていると言います。台湾の民主化の過程や、日本の自民党が政権を維持し続けている事などを熱心に研究しているそうです。
一日も早く、法輪功の人達が祖国で幸せに生活が出来る日が来ることを願ってやみません。