ダライラマ法王日本代表事務所のホームページによると、中国共産党は外国人のチベットへの入境を禁止したとの事である。
http://www.tibethouse.jp/news_release/2009/090218_tibet.html
北京オリンピックにより、日本でも多くの人がチベットでの中国共産党による弾圧を知ることになりました。加えて、東トルキスタンや南モンゴルでの弾圧についても一部の保守系文化人だけでなく、幅広い人達の周知の事実となりました。
でも、北京オリンピックが終わり、金融恐慌となり、チベット問題はほとんど報道されなくなりました。今月は東トルキスタンからの東京大学留学生のトフティさんが無事釈放され、中国共産党にも良識が生まれてきたかと思っていたのですが、チベット入境禁止です。
実は来月は、ダライラマ法王がチベットを脱出してちょうど50年になります。中国共産党がチベット人の生活と文化の向上を図ったなどと言うならなぜ、外国人を締め出すのでしょうか?
同じく、ダライラマ法王日本代表所によると、現在すでにチベット人が取るに足らない理由で逮捕され、拷問を受けているとの事です。
臓器狩りや、拷問、おおよそ近代国家の行う事とは思えません。
中国、チベット、東トルキスタン、南モンゴルの人々が一日も早く中国共産党の圧政から解放される事を願ってやみません。