午前中から、尾崎行雄財団の咢志会の幹事会と会報の発送の準備をしていたのですが、中座して、新宿の大久保公園に向かいました。
そう、午後2時より
「中華膨張主義を許すな! 2・28台湾防衛デモ行進」が行われるからです。
226事件は聞いた事があるけど、2・28って何と思われるかもしれませんが、今から62年前1947年、2月28日から約一ヶ月間の間に中国大陸から敗走してきた蒋介石の国民党が台湾人を虐殺した事件を2・28事件と言います。正確な虐殺された人数は未だ正確にはわかりませんし、被害者の中には日本人も含まれている事件です。
毎年行われるこのデモに私は何度か参加させていただいています。
今年の感想を述べると・・・・
私たちに手を振ってくれる方、声援をかけてくれる方が多数いらっしゃいました。以前は、「台湾は台湾人のものだ!台湾是台湾!」と言うと、「台湾是中国!」と言い返して追いかけてくる人がいたのですが、今回は全くいませんでした。
沿道の通行人の中には中国共産党を支持せざる負えない立場の人もいたと思いますが、怒鳴ってくる人はいませんでした。私も参加しましたが、昨年4月26日の長野での聖火リレー暴動などもあり、日本人も在日の中国人も、中国共産党のおかしさに気付き始めたためだろうと思います。
例年ですと、緑色に台湾をかたどった台湾旗が目立ったのですが、今年は青地に月を白抜きにした東トルキスタンの国旗や、チベットの国旗、そして、青地に黄色抜きの南モンゴルの国旗も翻っていました。
一番目立ったのは東トルキスタンの国旗でした。
今月は、無事東京大学留学生のトフティさんも釈放されたし、東トルキスタンの皆さんは元気一杯でした。私たち李登輝友の会、李登輝学校のメンバーも声を枯らして頑張りました。李登輝友の会のメンバーは台湾も東トルキスタンも南モンゴルもチベットも中国の人々も皆大切な友人だと思っています。ただ、そんな友人達が中国共産党の迫害により、虐殺されたり人権弾圧されるのは許せないと思って行動をしています。ですので、日本と台湾だけじゃないんです。
希望的観測が大かもしれませんが、中国共産党と朝鮮労働党の政権さえ倒れれば東アジアは本当に平和で安定した地域になるでしょう。
いつもと違うなあと思ったのは、警備の警察官がいつもより冷たかった事です。私の近くで棒を振っていたおまわりさんだけかもしれないけど、非常に言葉遣いが命令口調で、冷たい対応でした。警察は日本国民を共産主義から守ると教えられていたはずではなかったのではないでしょうか?・・(あくまで噂)
今までなら、警備の警察官と一言二言雑談する余裕があったのに・・・。
長野でも、日本人に暴力を振るう中国人を全然逮捕しようとしなかったし、政策転換でもあったんでしょうか。
私が、なんとなくそう感じただけかもしれません。
中国大陸が自由と人権が保障される日が一日も早く訪れる事を願っています。
逆に、中国共産党が一日も早く路線転換をし、自由と人権を保障する社会づくりをすすめないと大変な事になります。
北朝鮮では、強化組と言われる自由と人権を抑圧し組織が、罪無き人々を収容所に送り込みましたが、今は逆に元強化組が反動で、収容所に送り込まれています。
近い将来、中国共産党が崩壊した時の反動は大きいと思われます。反日暴動の比較にならない事ぐらいは当事者も容易にわかるはずと思います。