武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

無事出国と思いきや!(北朝鮮旅行 最終日)

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 北朝鮮旅行最終日は、デパートで買い物をして、空港に行くだけです。

 見てみたい施設はまだまだあるし、千里馬像など役立たずのモニュメントだってまだまだあるのに・・・。
 偽札工場もみたい!

 「頼むから、さっさと帰ってくれ!」という事だったのでしょう。ゆっくり買い物した後、空港へは私達が一番乗りでした。

 一応、デパートとは言っても、ちょっと広めのコンビニぐらいでした。定番の朝鮮人参やら、タバコやらを打っていました。売っていた外国タバコは赤いパッケージのマルボロだけ!後は北朝鮮のタバコでした。当然客は私達だけ!
数年前、北朝鮮製の偽マルボロが話題になったのに、未だに堂々と販売してました。
 「これ、偽物のマルボロですか? イミテーション マールボロ?」と言っても店員も監視員も聞こえないフリ。
 「はいはい、革命の邪魔をする、口の減らないチョッパリはもうすぐ帰りますよーだ。」

 いくら、偽物でも、売れなければただの不良在庫なのに。本物はいらないけど偽物なら資料になるから買うのに。

 タバコは吸わないので、北朝鮮土産のお菓子などを購入しました。北朝鮮で唯一好感が持てたのは、店員がちょろまかしたりしないことでした。きちんと電卓でレートを計算した上でお金を請求してきました。
 もっとも、公称レート自体がボッタクリと言えばボッタクリですけど。

 お土産に購入した飴は、単に甘いだけ砂糖を固めただけの味、ビスケットも特に工夫の無い味でした。

 さて、このデパートは、2Fもあります。2Fは家具と、電化製品が売ってました。ソニーやサンヨーの液晶テレビなどもおいてありました。また、衣服も売っていたので、記念に金正日の着ている作業着を買おうと思ったのですが売ってませんでした。ホテルでは、北朝鮮政府関係者と思われる人が金正日の作業着を着ているのを見かけたのですが・・・。

 どこに行ったら買えるのでしょうか?

 平壌空港到着は出発のなんと1時間30分も前!他に客も居ないし、売店があるだけです。このタイミングで、週刊プレイボーイのヌードグラビアの袋とじにご家族のメッセージと調査会のビラをはさんで、監視員の金さんにプレゼントしました。

 4日後、北朝鮮特定失踪者問題調査会に対して批難の放送をした事は先日書いた通りです。

 時間があるので、最後の実験に取り掛かりました。

 実験8 平壌空港でビデオ撮影出来るか?

 実は平壌空港は撮影禁止です。すっとぼけてビデオを回し始めました。テープは約5時間分持ってきたのですが、ほとんど録画してしまい、残りは多分20分ぐらいなので、節約しながらの撮影です。
最初に北朝鮮に到着した時の入国審査のエリア、出国時の荷物預かりの場所を撮影して、2Fへ。
 2Fには、売店・レストラン・出国審査があります。2Fからは滑走路も見渡せます。売店で売っている商品をビデオに納め、そのまま移動しながら滑走路をビデオに収める事ができました。駐機場の飛行機やヘリコプターなどの映像を収める事が出来ました。
 でも、平壌空港には軍用機と思われるものは見当たりませんでした。

 実験8は大成功!

 いよいよ出国という事で、金監視員・李監視員と握手して別れました。よっぽど面倒な客だったのでしょう。握手するのにちょっと躊躇しているようでした。

 嫌がる人と握手するのが私の仕事ですから!

 でも、李監視員と握手した時、はっきり分かりました。

 「デスクワークしている人の手ではない!」

 ものすごくゴツゴツした硬い手をしていました。旅行会社で課長をしている人の手ではありません。

 裏の顔は、軍人か工作員なんですか? この人は一体何者?

 日本ではタクシーが止まらずパトカーが止まると言うし・・・。

 夜道で、「天目石さん、いろいろご活躍ですね。」と李課長に、声をかけられて、瑞穂斎場送りになるかもしれません。

 出国手続きが終わった後、ビデオ撮影をしていたら係官が血相変えてやってきました。理由はイミグレーションを裏から一瞬撮影したからという事でした。しばらく押し問答の末、イミグレーションを撮影した部分を消去する事で落ち着きました。係官は最初怒っていたけど、じっくり撮影した土産物屋のマムシ酒の映像を見て笑っていました。

 係官同志、平壌空港は、イミグレーションだけじゃなくて、本当は全部撮影禁止なんですが!

 係官同志は滑走路を撮影することの許可すらくれました。 すばらしい。

 押し問答の後、ツアーで同行したA氏より、こう言われました。

 「イミグレーションの連中、暇なんでみんなソリティアやってましたよ!」

 イミグレーションは暇なので、みんなパソコンゲームをやっているなどという事が漏れては一大事なのでしょう。

 飛行機に乗っても、空港が電線で張り巡らされている様子などをビデオに収め、余ったテープはスチュワーデスでも撮るかとビデオを回して文句を言われそうになりました。

 しかし、北朝鮮のボロ飛行機は着陸前すごく揺れるました。「墜落して、せっかく撮影したビデオテープがパーになったらどうしようか?」と頭をよぎりました。

 そうそう、帰りの飛行機では機内食が出ました。ハンバーガーというか、ハンバーグサンドでした。

 この北朝鮮旅行で、唯一の肉料理でした。

 帰国した後、あれも出来たのではないか?これも出来たのではないか?
といろいろと頭に浮かびます。全ては次回への検討材料です。

 監視員の対応なども分かりました。表から入国すれば、彼らは裏の顔を見せれないという常識が通用します。

 飄々と4日間を過ごしましたが、そうは言っても北朝鮮です。裏の顔は違っている可能性があります。
ホテルの部屋の電気は消しませんでしたし、部屋の扉の前には荷物などを置いておきました。

 今後、拉致被害者救出!打倒!金正日という思いで北朝鮮に入国される方の参考になればと思います。

 不必要に緊張する必要もありませんが、最低限の緊張感を持って、金正日打倒!拉致被害者救出!のために、大いに北朝鮮に乗り込んでください。