戦略情報研究所主催の講演会 拉致被害者「認定」の問題点 に参加してきた。
講師は特定失踪者問題調査会の真鍋専務理事。
限りなく内輪に近い勉強会のせいでしょうか。一般市民は見知った人ばかり、あとは、警察・マスコミ関係者のようです。
主な論点は、拉致認定のハードルが高すぎる。改善しなければという事です。
実は、
今、「北朝鮮の拉致の被害に家族が遭った。」、警察に駆け込んでも、政府は拉致と認定してくれません。
北朝鮮での、確認情報はもちろんの事、100%北朝鮮の拉致だと断言できなければ認定されません。
認定された人は20日に認定された松本京子さんを含め17名しかいません。
私も、もっと、積極的に拉致認定を進めてゆくべきだと思います。拉致事件は国際問題化してますが、
「たったの10人ぐらいで、何、日本はガタガタ言ってるんだ!」と諸外国から思われ解決の機運が下がる可能性もあります。
また、近い将来、数百人の拉致被害者が帰国した時、「国や警察は何していたんだ!」という批判に未来永劫さらされる事になるのではないかと思います。
会合の最後の方で、荒木代表が「拉致問題は救出運動だけでなく、現代史を書き換える事になるでしょう。」との事でした。
また、真鍋専務も、「パンドラの箱を開ける事になります。知りたくなかったと思うようなえげつない話がたくさん出てくると思います。」と言いながら顔色が変わっていました。
拉致問題は、旧社会党が革命の人材派遣の感覚で行っていたとの話もあります。政治と歴史が書き換わるかもしれません。
また、そうなっては困るという人達は、与野党・財界・労働組合・宗教団体問わずいることでしょう。
調査会理事の村尾さんに「政府認定って言うぐらいだから認定書ってあるの・・?」と聞いたら。
「A4のコピー用紙に判子が押してあるだけだけだよ。」との事でした。
今度見せてもらおうと思います。