25日に、甲府にて山本美保さんの家族を支援する会主催で、
「拉致救出! 特定失踪者問題を考える 県民の集い」が開催されました。
私も、北朝鮮で撮影してきた写真を交えての報告と、現地での活動内容(工作活動?)を話させてもらいました。20分の予定だったんですが、あれもこれもと写真をうつしていたら、40分も話してしまいました。 「そろそろ時間・・・・・」と言ってくれればよかったのに・・・。
スタッフの皆さん、ご迷惑をおかけしました。
私の話は余興のようなものですので、良いのですが、特定失踪者問題調査会の真鍋専務の講演にて、憤りを通り越すような情報がもたらされました。
それは、山本美保さん拉致事件のもみ消し工作を行った担当者が、今は外事課に栄転しているという事です。
警察の仕事は、国民の安全を守ることなのではないのか?犯罪者を逮捕する事ではないのか?
ご存知で無い方のために、山本美保さん事件を簡単に説明しますと・・・
昭和59年6月4日 甲府在住の山本美保さん、当時19歳が突然失踪します。
当時、失踪する理由も全く無く、後日、新潟県柏崎市内にて美保さんのハンドバックなどが発見されます。
事件後、数年間は無言電話がかかってきました。時には女性のすすり泣く声も聞こえたとの事です。
ご家族は必死に探すのですが、手がかりも無く日々だけ過ぎてゆきました。
そして、北朝鮮が日本人拉致を認め、5人帰国! もしや、山本美保さんも北朝鮮に拉致をされたのではと同級生を中心に救出活動が始まりました。山梨県内で20万人もの署名を集めるほど熱心に救出活動が繰り広げられました。
しかし、突然、警察より、美保さん失踪の17日後 山形県遊佐海岸で発見された女性の死体と美保さんの双子の妹、美砂さんのDNAが一致したとの発表!
社会を騒がせてしまった迷惑をかけてしまったと、家族も同級生たちも失望と自責の念にさいなまれます。
しかし、疑問が残りました。
・柏崎から17日で山形県の遊佐海岸まで流れ着くのか?
・女性死体と山本美保さんの背格好が違う?
・女性死体の衣服が美保さんの服と違う?
・17日では死体が蝋化することは無い?
・DNA鑑定自体がでっち上げらしい?
等など
そして、再び、山本美保さんとの再会を目指して、支援者の皆さんが立ち上がりました。
救出活動を崩壊させ、失意のどん底に叩き込んだ、当時の山梨県警の担当者が出世しているんだそうです。
真鍋専務理事の話では、外事課としかおっしゃりませんでした。警視庁か警察庁かわかりません。
また、名前も分かっているのでしょうが発言されませんでした。
泥棒が捜査をしても捕まりません!
こいつの後ろで操っているのは誰なのか?
山梨は金丸信とのような、北朝鮮とべったりで、お金の臭いに敏感な、金バエのような男を輩出した所です。金丸は死んでも、まだまだ、金バエがいるのでしょうか?
山梨だけでなく、永田町や霞ヶ関にもそんな輩が蠢いているようです。
今まで、日本人拉致事件を行って、逮捕された者はおろか、刑務所に入った者は一人もいません。
でも、安部晋三官房長官(当時)は国会答弁で拉致実行犯の実名3名を挙げています。
日本人拉致事件は解決できない問題ではありません。
解決させないのです。