武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

池田大作「権力者」の構造

 溝口敦著 池田大作「権力者」の構造を読む。創価学会の事を書いたノンフィクションでは一番内容が濃いと感じた。
 元々25年前の本の文庫本化であるが、創価学会の歴史、池田大作権力掌握の過程などが詳細に書かれていて、とても興味深い。
 著者は25年前の段階で、創価学会池田大作の躍進が止まり、衰退さえ暗示していた。しかし、現実は、大臣まで出す政権与党になっている。著者の池田大作に対する人物評は、今も変わっていないと言うが、今や政権の生殺与奪権を持った権力者である。もう、溝口敦を持ってしても書けないのだろうか?
 選挙という民主的な手続きを経ていない者の手に権力があることに寒気を感じる。

 池田大作創価学会も、主に社会的弱者の層の人たちに生きる希望と活力を与えて来た事は私も評価する。だが、聖教新聞などを見ると、日本・世界の平和な未来に対し、非常に不安を感じてくる。

 購読していないが、「贈呈」と書かれ、聖教新聞が投げ込まれている時がある。以前、しつこく勧誘され断わりきれず付き合わされたが、最近はようやく断わったら帰ってくれるようになった。

 ほとんど、読まずに捨てるのだが、たまに目にすると気になる点がある。それは、聖教新聞池田大作中国共産党に対する姿勢である。

 「王毅中国大使と平和について会談」や、「周恩来の時代から中国と日本の平和について語ってきた」などという内容である。中国共産党幹部と平和を語るなど、ヒトラーポルポトスターリン、アミンと平和を語るのと一緒である。

 中国共産党は仏教国チベットを侵略し、120万人とも言われる民族浄化という名の大虐殺を繰り広げた事を、どのように考えているのだろうか?今日も15歳の僧が人民解放軍中国共産党が持つ軍隊)に殺されたニュースが世界を駆け巡った。
 仏教者として宗教指導者として、何とも思わないのだろうか?
 チベット仏教邪宗なので、チベット人は虐殺されてもかまわないとでも考えているのか?


 中国共産党独裁の元、文化大革命大躍進運動などの失政で数千万人もの人が、命を落としている。天安門事件では、民主化運動の学生達が弾圧された。ウイグル人による東トルキスタン独立運動も弾圧されている。ちなみに、東トルキスタンは、入り口に池田大作の大きな肖像画が掲げてある敦煌莫高窟の周辺である。

 先日もブログに書いたが、死刑囚や法輪講学習者からの臓器狩り中国共産党は関与している。2000年以降、臓器狩りは4万人以上とも言われている。今、この瞬間も中国では多くの人が命の危機にさらされてるのではないだろうか。

 聖教新聞を読んでも、以上のような事を池田大先生が糺したという記事にお目にかかった事が無い。
 私が気づいていないのであれば、お詫びする。
真の仏教者であり、宗教指導者なら身を挺してでも、中国共産党政府高官に対して抗議するべきではないだろうか?抗議より、戦争の謝罪が、平和につながると思っていないだろうか?
 また、聖教新聞の読者も疑問に思わないのだろうか?聖教新聞以外は情報が入らないのだろうか?
 

 以下は、中国共産党と命がけで闘っている「大紀元新聞」のアドレスです。
 http://jp.epochtimes.com/
 池田先生や聖教新聞の読者の方達に一度は目にしてもらいたいものです。