武蔵村山市の小中一貫校での備品購入で談合か?と書かせてもらいました。
正々堂々と入札をやろうとして、馬鹿を見た方から相談を受けた上で議会で質問した事です。
資料を見ていて、新たにうっすらと見えてくるものがありした。
今回の指名競争入札で呼ばれた会社は以下の会社です。
株式会社 コイヌマ
株式会社 中賀堂
株式会社 一夢堂 多摩営業部
エルム商会
有限会社 ハマナカ事務機
有限会社 エイコー堂
有限会社 アーザス
有限会社 高野教材社
以上の8社です。
今回の入札の仕様書では、イトーキ製品以外で見積もる事が現実は不可能であった事を書きました。
そのため、入札で呼ばれた会社はイトーキ側ですぐにわかり、談合調整は簡単であると言う事も。
イトーキのホームページを見てみましょう。
イトーキ製品のご購入のページ
http://www.itoki.jp/shopping/
イトーキ製品の購入のページから、小中一貫校の見積りを想定して、法人のお客様をクリックします。
イトーキオフィスゲートのページ
http://www.officegate.jp/
イトーキ製品でオフィスレイアウトをする場合。必ず代理店を通さなくてはならない事が分かります。
東京都内の代理店リスト
http://www.officegate.jp/partner/list/13/
そして、東京都内の代理店7社のリストの中には、今回入札で指名された株式会社コイヌマだけ含まれている事がわかります。
今回、指名で呼ばれた会社は、結局、株式会社コイヌマに相談せざる負えなくなっているんです。
株式会社コイヌマは、入札で落札しようがしまいが、仕事は必ず流れて来る仕掛けになっています。
加えて、一次代理店は株式会社コイヌマだけですから、コイヌマの意向で受注業者を決定する事が出来ます。
本当に馬鹿を見るのは市民だけです。
また、はたして、小中一貫校に新たに什器を購入する必要があったのでしょうか?
小中一貫校は新設の学校ではありません。先生の机などは、今使っている机を使えばよいのです。
新たに新品を購入して、余計に税金を使う理由が見当たりません。
こんな無駄をしていて、子供たちには環境教育で、「エコを考えよう。リサイクルを進めましょう。」などと教えるのでしょうか。