武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

武蔵村山市が生徒数を大幅水増しの上、防衛省に補助金申請

 事が事なので、黙っていようかと思ったのですが、先日の小中一貫校 3会派による報告・懇談会で市民の皆さんに話ましたので、こちらにも書く事にします。
 「小中一貫校建設をどうしたら止める事ができますか?」と最近多くの人に言われます。
 署名を集めて反対運動を盛り上げる事も重要ですが、それだけでは止められないと思います。

 では、どうするか?

 小中一貫校建設にまつわる不正を暴くのが一番だと思います。

 良からぬ噂がポツポツと入って来るので、先週、善家議員と市民の方を交えてある場所に行ってきました。

 その場所は、市ヶ谷にある防衛監察本部です。

 防衛監察本部とは、防衛省の警察です。守屋次官事件のような防衛省内の法令違反などを調査・処分するセクションです。
 何で行ったかというと、守屋事件のような噂を耳にしたからです。

 今回の小中一貫校整備計画は防衛省からの多額の補助金があって始めて出来る事業です。

 防衛監察本部で話をしたあと、時間があったので大宮の北関東防衛局に直行しました。
市が不存在と言っている防衛省への補助金申請書類が北関東防衛局に存在する事が分かったからです。

 市は、「平成21年度の防衛省への補助金申請書類は今作っている。」とか「電話で打ち合わせしている。」とか言ってました。

 北関東防衛局の情報公開ルームに行って見たところ、防衛監察から連絡があったのでしょうか、武蔵村山市が昨年5月10日付けで出した補助金申請書類があっという間に出てきました。

 申請書類を見てみると、小中一貫校の生徒数が平成25年の予測で

 なんと!!!!! 約920名程になっています。

 教育委員会の学校規模適正化の中の資料では小中一貫校(4小と2中)の生徒数予測は約400名でしかないのに・・・・・

 どうやったら920名にもなるのか? どうやったら、500名以上も他校から転入するのか?
 
 実数を2倍以上水増しして補助金を申請していることが分かりました。

 こんなことして良いのですか????

 北関東防衛局の担当職員が、ノー残業デーにも関わらず4人も駆けつけて来ました。

 北関東防衛局の担当職員の方の話では、

 ・公的な機関がいい加減な数字で申請してくるとは全く想定していない。
 ・当然、市議会でも承認されたものが提出されていると思っている。

 と言ってました。市議会は、条例の制定・改廃、予算・決算の審査承認などが役割なので、補助金申請書類は目にする事がありません。

 「どうせ、誰もチェックしないだろう!」と、生徒数を大幅に水増しして補助金申請していた武蔵村山市は本当に悪質です。

 その、補助金申請書類ですが、防衛局で情報公開して帰ろうと思ったのですが、「武蔵村山市さんが作ったものですし、市で情報公開請求された方がよろしいのではないですか?」と言われました。
 申請書類が手に入ったら一言一句チェックしてゆこうと思います。

 貴重な防衛予算を不正受給するような事は許される事ではありません。