まだまだ十分活用できた4小の体育館が壊されてしまい、小中一貫校の体育館の工事が進んでいます。
この工事では、淺沼組が最低制限価格と5千円差。安藤建設は8千5百円差という、予定価格7億5千万円の工事とは思えない神業のようなせめぎ合いの結果、淺沼組が落札をしました。ちなみに、一番低い金額で入札した奥村組は失格となっています。
この淺沼組による体育館工事。どのような会社が下請けで工事をしているのでしょうか?
細かい話なのですが、これは、情報公開では手に入れる事が出来ません。
なぜなら、情報公開条例では、市役所にある文書しか公開できないのです。この文書のように工事事務所にある文書は情報公開の対象ではないのです。
そんな訳で、資料要求に応じてくださった工事事務所にはひとまずお礼を申し上げます。
?H1>小中一貫校村山学園講堂・武道館新築工事 施工体系図より
インターネットでこれらの下請け業者さんの所在地などをチェックしてみたのですが、武蔵村山市内業者は1社も無いようです。施工体系図をよく見ると、警備会社などは含まれていませんし、工事事務所の自動販売機を持ち込んでいる会社名などもわかりません。小中一貫校工事に関わる全ての業者が網羅されている訳でなく、主だった企業だけのようです。
解体工事 ㈱エコワス 鈴建興業㈱ (有)加賀美組
土工事 日成興業㈱ リンカン開発
山止め工事 萱嶋工業㈱ (有)清水興業
とび工事 ㈱磯辺工務店
型枠工事 ㈱スズタカ イーエム建設
鉄筋 飛田鉄筋工業 菅谷工業
施工体系図には、当該企業の連絡先は書かれていませんので、ネットで同名の企業を検索したところ、近隣では、㈱エコワスが昭島市というぐらいで、遠い所では、山梨の笛吹市や、厚木、川口といったところが企業の所在地のようでした。
一体、誰のためにこの工事をおこなっているのでしょうか?
メリットを受けるのは誰なのでしょうか?
どんなささいな情報でも結構ですので、お寄せください。