武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

お通夜

 昨日、新聞の訃報欄を何気なく見ていました。「あーマイケルクライトンが亡くなっちゃったんだ。」最近アメリカ映画がつまんないけど、ますますつまらなくなるなあと思いながら、隣の訃報欄を見ると・・

 「村尾昭 脚本家」と書かれていました。

 友人で、北朝鮮に向け短波放送「しおかぜ」をたった一人で放送している、特定失踪者問題調査会の村尾さんの父上の名前でした。

 「しおかぜ」がスタートしてからは体調が回復され、新作の構想を練っていらっしゃったと聞いていて、是非新作の映画を見たいと思っていただけに残念でした。

 村尾昭さんは、鶴田浩二高倉健菅原文太などの大スターが主演した東映やくざ映画の黄金期を支えた大脚本家です。私が生まれる前後ごろに大活躍をされました。そんな訳で、リアルタイムで作品を拝見した事はありませんでした。
 東映やくざ映画が下火になり、村尾昭さんの後輩たちが映画産業が元気な香港に活路を見出し、香港ノワールと言われる作品群を作り出したのだそうです。「男たちの挽歌」など香港やくざ映画がファンとしては、村尾さんの父上はすごい人なんだなあと思っていました。

 生前、お会いすることはかないませんでしたが、お通夜で受付をさせていただきました。

 運転手つきの大きなベンツで、凛とした和服の女性が弔問に来られたので、「あの女性は、どちらかの
組のあねさんでらっしゃいますか?」とそっと聞いてみたら・・。

 「藤純子だよ。」藤純子???  その筋では有名な人なのだろうか?? と思ったら、女優の富司純子さんの事でした。私の世代では、「寺島純子」か「富司純子」でないと分かりません。
 立ち振る舞いがあまりにもきっちりとしていた方だったので・・・失礼しました。

 「金正日をやっつけに松形弘樹が平壌に乗り込むようなストーリーの映画を作って欲しかったですね。」とお清めの席で話していたら、増元さんは「松形弘樹は金正日役で、乗り込むのは高倉健だろ。」と村尾さんの父上に作ってもらいたかった映画の話をしながらご冥福を祈りました。