なぜ、怖いもの見たさかというと・・・・・・・・・。
理由は後ほど。
恐る恐る行ってみると、なんと最前列には横田ご夫妻と増元照明さんが!
横田御夫妻や増元さんが出席されている姿にびっくりしていますと、増元さんのからの怒りの挨拶がありました。
何故怒ってられたかというと、尖閣諸島で暴れた中国人船長を釈放した事に関してでした。国家主権を侵害されたというのに、処分保留で釈放とは何事だという事でした。
増元さんの話をうかがいながら、民主党政権になってたったの一年しか経っていませんが、ここまで日本という国がガタガタになるとはと、あらためて慄然とさせられます。中国共産党によるチベットでの120万人もの虐殺、ウイグルでの大量の被爆者。
他所の国の話とは思えなくなります。
増元さんは、冒頭の挨拶だけで名残惜しそうにため帰られました。
翌日、北朝鮮の人権を守る会の集会で増元さんと一緒になりましたので、思わず、「増元さん、昨日、藤本の話を聞かずに帰って正解でしたよ。聞いていたら、怒り狂っていたと思います。」と伝えてしまいました。
「横田さんはどうだった。」と聞かれましたので。
「ひどい話だったので、途中で帰られてしまいました。」
「北朝鮮に経済制裁を続けていても、拉致問題は一歩も進んでいません。現に誰一人帰ってきていないではないですか。拉致被害者救出のために、日本国民全員が一人500円のワンコイン募金運動を行うのです。ホームレスの人は出せなくても、1億人が500円づつ募金をするのです。その募金に政府のお金を足して、将軍様に届ければ、日本国民の心が将軍様に伝わって、拉致被害者は全員帰って来る事が出来るのです!」
はあーーーっ!
あまりに下らなくて、なんじゃそりゃ! です。
こんなトンデモ話を涙ながらに話すので、「一体、この人は大丈夫か?」と。
講演自体は、藤本健二氏の著作で触れられている事が非常に多く、あまり新鮮味は感じられませんでした。原作を読んでから映画を見に行った感じと例えたら良いでしょうか。「金正日の料理人」が面白かったので、期待しすぎたせいもあります。
北朝鮮の今後については、後継者問題は、ジョンウン大将で決定であり、28日開催予定の代表者会に顔を出すのではないか。
金ジョンウンに関しては、若い頃から人民の事を考えている人物であり、有能である。ジョンウン大将とプロゴルファーの片山晋吾はそっくりなんていう話もありました。
さて、この一見なんでも無い講演会に、私は何故恐る恐る行ったかと言いますと。
実は、主催者の世界戦略総合研究所、統一教会系と目される団体なのです。
集団結婚式とか、壺買わされたりと、カルト宗教って怖いなあと思うので。
以前、何回か、「文鮮明のビデオを見ませんか?」、「教会に来ませんか?」と誘われました。
私は、全く興味がありません!これを機会に誘わないでください。