武蔵村山市老人福祉手当が改正されました。
その名も
武蔵村山市高齢者いきいき手当て です。
内容はさして変わりませんが、非課税世帯の高齢者の方に対して、1ヶ月あたり
〔1〕 75歳未満 2100円
〔2〕 75歳以上 2300円
を支給するというものです。このような所得に合わせて一律に支給する施策をおこなっているのは今や三多摩地域で武蔵村山市だけというものです。改正して、75歳以上は2100円から2300円に200円増額となりました。
私も何度か質問しました。
回りくどい数々の答弁で分かったのは、3月に廃止された高齢者入院見舞金制度の代替案という事でした。私は、一律でばら撒くぐらいなら、入院している高齢者の方に良い物でも食べて一日でも早く元気になってくださいという入院見舞金の方が、はるかに税金を支出する意義があると思います。
入院見舞金廃止で、市長は代替案を出すと約束していましたが、こんな事なら、従来の入院見舞金制度の方がはるかにマシです。
いきいき手当てとその場しのぎの条例に改正したため、条例の目的が大きく変わりました。
従来の老人福祉手当の目的は「老人の福祉」でした。
いきいき手当ての目的は「高齢者の健康」です。
こんな、ばら撒き施策でタバコを買って、ガンになったらどうするんですか?
「健康増進のための施策ですから、タバコ代には使わないで下さい。」とでも言うつもりなのでしょうか?
お金をばら撒けば高齢者が健康になると考える神経が全く理解出来ないので反対しました。
反対したのは、私、善家議員と政和会 藤野議員と大原議員の4名でした。