「李登輝さんが靖国神社に参拝するので応援に!」との事で、9時に靖国神社に集合しました。
しかし、警官の数が多いこと。多いこと。
今回の靖国神社参拝は、昨日、李登輝さん自らが決断されたとの事。マスコミなどには、参拝の予定ぐらいで情報を流しているが、参拝は決定事項との話を伺いながら、鳥居の前に横断幕を貼り、李登輝さんを待ちます。
テレビカメラも何台も横断幕の前にならんでます。
なのに・・カメラの放列を見ながら・・
「実は、ここは、李登輝さん通らないんですよね。」と台湾研究フォーラムの永山さん。
李登輝さんは、9時40分にホテルオークラを出発して、10時ごろ参集殿に到着の予定との事。
せっかくセッティングしたカメラの放列を尻目に支援者は移動します。
参集殿前にて、李登輝さんを歓迎するために、台湾の旗(中華民国じゃありません。)と日の丸を集まった皆さんに配りました。
昇殿参拝を終えたじいちゃんばあちゃん達から「誰か来るのかい?」と聞かれ、
「台湾の李登輝前総統が来ますので、一緒に旗振ってください。」とお願いすると・・。
「ああ、ワン(王)さんね。」・・・・・ワンじゃないよ。李登輝って言ってるじゃないか。確かに台湾人と言うと、ワンさんというイメージがあるけど・・。
「台湾のワンさんが参拝するんだって・・」
「ワンさんじゃなくて李登輝さんって言わなかったかい。」
などと、じいちゃんばあちゃんが会話してました。中台問題の世間の認識はそんなものかもしれません。
数百人が小旗を振る参集殿前を車で通り過ぎたのち、李登輝御夫妻は昇殿参拝されました。
本殿前では、李登輝万歳!台湾万歳!の声もあがりました。
靖国神社には李登輝さんの兄上が祀られています。以前から靖国神社に参拝したいとおっしゃっていて、念願がかない、李登輝さんは感無量だったのではないでしょうか。
李登輝さんの靖国参拝により、日本国内で「親李登輝!親台湾!」の意識がしっかり固まることになるでしょう。温家宝の微笑み外交のムードは吹っ飛んでしまうでしょう。おまけに今後、中国が靖国カードを使っても、反感が強まるだけです。
共産党や社民党も靖国批判はやりづらくなるでしょう。
もし、日中友好を中国が真剣に願うなら、中国共産党の胡錦濤、首相の温家宝が靖国神社を参拝したら良いのではないでしょうか。反日はやればやるほど、日本の資本も観光客も逃げ出すだけですが、靖国神社を参拝したら、状況は一変します。
中国共産党も靖国神社の持つ凄みを感じているのではないでしょうか?
李登輝前総統はクリスチャンです。靖国神社は宗教を問わず門を開いています。
「庶民の王様」の大先生が、露払いをして、胡錦濤・温家宝に靖国神社の昇殿参拝をさせたらどうでしょうか。
欲しくてたまらないと週刊誌などに揶揄されているノーベル平和賞が現実のものになるかもしれませんよ。
おまけに、自公連立に対して多く国民が感じている印象を変える事ができると思います。
会社に出社後、李登輝御夫妻歓迎のレセプションのボランティアでヘトヘトに疲れました。
レセプションの事は今度書こうと思います。