武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

「政治的意図か?図書館での除籍騒動!」、「低入札制度を使えば4000万円も浮いたのに!」 6月議会の活動報告です。

 安倍元総理が、凶弾に斃れて、統一教会などのカルト宗教問題が浮き彫りになっています。

 そんな中、武蔵村山市でも、ひそかに、創価学会公明党の実相を伝える本が図書館から消されそうになっていました。また、入札で、ちょっと工夫すれば4000万円も浮いたという事例がありました。

 今回は、この2点について取り上げています。

 

 「政治的意図か? 図書館での除籍騒動!」

「怪死 東村山市女性市議転落死事件」が図書館の蔵書リストから消えていますと、市民の方から連絡が入りました。この本は、1995年に朝木明代東村山市議が駅前のビルから謎の転落死をした事件のルポです。それだけでなく、創価学会関係者による東村山市議への凄惨な集団暴行、暴力団を使っての口封じ、警察検察との癒着と捜査もみ消しなどにも言及しています。

当時、この事件は連日報道されたので、覚えている方も多いかと思います。警察は「自殺」と発表しましたが、矛盾点ばかりで納得できず、「不審死!」と報道し続けたと、取材した新聞記者さんから聞きました。当時、「人が死んでいるんだぞ!」と警察に食ってかかって取材したそうです。

6月議会で、この経緯を質問したところ、「数年、貸出実績が無かったので、除籍しようとした。ただ、よく調べたら、貸出実績があったので除籍は取りやめた」との答弁でした。そもそも、除籍に関する要綱では、「1冊のみ所蔵する資料」は除籍できません。要綱を破ってまで除籍する理由とは?

また、「乱脈経理 創価学会VS国税庁の暗闘ドキュメント」は開架図書なのに、「怪死」は閉架図書です。なぜ違うのですか?とも市民の方から聞かれたので、これについても質問しました。

「怪死」は貸出実績が無かったので、閉架図書にしたとの答弁でした。貸出実績の低下を理由に、まずは、直接、市民の目に触れないようにしたのでしょうか?

ちなみに「乱脈経理」は創価学会への税務調査妨害工作が実名で書かれています。結局、矢野絢也公明党議員の工作は功を奏すことはなかったが、なぜか、税務調査が止まったという内容です。「政治工作に失敗した」と言っている本だから、市民の目に触れても問題ないと思ったのでしょうか?

市民の方の声で、「怪死」は、昨年3000冊近い除籍リストから、唯一、除籍を逃れることができました。これら、「怪死」や「乱脈経理」は、勇気を持って、真の実像に迫っている一冊です。

国政選挙が続く時期だからこそ、「市民の目に触れると困る」と誰かが思ったのでしょうか?

 

「低入札制度を使えば4000万円も浮いたのに...」

 これは、「大南地区会館空調及び照明改修工事」の入札経過調書です。予定価格1億6401万円のところ、ヤマトが1億6320万円、落札率99.5%で落札しました。この入札では5社が指名されましたが、3社が辞退し、入札には2社しか来ませんでした。

 よく見てください。1回目に丹野設備工業所は1億2670万円で入札しています。でも、最低制限価格より低かったので失格になってしまいました。その結果、2回目以降の入札では競争相手がいなくなり、最終的にはほぼ予定価格満額でヤマトが随意契約で落札しました。これは、不落随契と言って、落札業者にとっては、もっとも利益が出て、おいしい入札のパターンです。

今回のように、2社しか来なかった入札業者の片方が失格になると、残りの1社は予定価格満額で落札しようとするのは目に見えています。このような事態をふせぐために低入札調査制度というものがあります。低い金額で入札してきた業者の見積書の内訳などをチェックして、施工可能か判断をするという方法です。

低入札調査制度を使い、きちんと調査検討をしていたら、4000万円も安く改修工事ができたのではないでしょうか?

市は、総合評価方式の入札時しか、低入札調査制度を採用していません。でも、杓子定規にならず、臨機応変に対応していれば、貴重な税金が4000万円も浮いたのにと思うと残念でなりません。

 

 

活動報告 2022 夏