武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

創価学会VS高倉教授裁判

 昨日、3月10日、東京地裁 810法廷で、創価学会から殺害の脅迫を受けている現役創価学会員  高倉良一香川大学教授の裁判が行われました。
 今回は、高倉教授と、高倉教授に殺害の脅迫をした創価学会幹部の和田氏の尋問ということだったのですが、肝心の和田氏は急病で欠席!
 
 都合がいいというか、なんというか。
 
 最初は、原告側(高倉サイド)の生田弁護士から、高倉教授への尋問でした。
その中で、自宅のポストを2度も燃やされ、燃やされた翌日には大学の研究室のドアノブにタバコが一本、立てかけてあり、「いつでも殺せぞ!」という、口先だけではない実力行使にまであったことが証言されました。
 また、その実行犯の目星はついており、地域の創価学会の久米副会長の後輩で、元暴力団組員であろうという証言もされました。
   また、当該人物が、四国での創価学会の霊園開発にも、その腕力を活かしていた旨の証言もありました。

 
 暴力団後藤組創価学会の頼みで、富士宮の霊園開発の反対運動を妨害し、反対運動の中心人物の腕を刀で切り、後日その方が亡くなったという話は、組長本人の著作や多くの書物で紹介されています。暴力団を使っての霊園開発は富士宮だけでなかったということに戦慄を覚えました。
 
 また、学会幹部の野崎氏はじめ複数のルートから、朝木東村山市議殺害の真相を聞いているとのこと。自民党幹部も朝木市議殺害の真相はつかんでおり、この材料があるため、創価学会公明党は何があっても自民党の言いなりにならざるおえないという証言もありました。
 このような事実だけでなく、高倉教授ご自身への数々の脅迫による恐怖が語られました。
 
 生田弁護士の後は、学会側弁護士による尋問でした。学会側弁護士は、なんと9名も来てました。
 学会側弁護士は、高倉教授への殺害の脅迫の有無や、創価学会暴力団の癒着の有無について、高倉教授の証言は嘘でたらめであるという尋問をするかとおもいきや、その点にはまったく触れず。
 
 高倉教授と奥様とが離婚した理由は、もともと関係が悪かったからではないか?
などなど、核心を突くものはまるでなく、瑣末な質問ばかりでした。同じような質問が延々と続くので居眠りしてしまいました。
 
 このことからも、創価学会側は、「高倉教授殺害の脅迫をしたことは否定できない。」、創価学会暴力団の癒着も否定できない。」、「朝木東村山市議殺害も否定できない。」と言っているようなものだと感じました。
 
 傍聴席で、堂々と尋問に答えている高倉教授を見ながら、もし、日蓮がいたらどのような行動を取っただろうか?と考えてました。日蓮というと、歯に衣着せず信念で主義主張を訴えた人物です。そのため、首を切られそうになったり、島流しにあったりと散々な目にあってます。
 おそらくは、創価学会をはじめとする日蓮系の教団の方たちは、そんな生き様に惹かれて、学びはじめられたのではないかと思います。
 脅迫を受けても、信念を貫く高倉教授の姿と日蓮の生き様が重なるように思いました。そして、9人の学会側弁護士は、龍の口の法難の時に日蓮を斬首できなかった鎌倉幕府の人たちです。学会側弁護士の方たちにも、真実は伝わったのではないでしょうか?
 大衆と共に生き、大衆の中で死んでいく。本来の姿を取り戻してもらいたいものです。