元財務副大臣 遠山清彦や、公明党大物秘書渋谷朗による、日本政策金融公庫での60億円にものぼる口利き融資事件。
情報公開請求で、財務省から開示されたのは、わずか数枚の紙っぺらでした。
日本政策金融公庫から財務省への報告って、すごーく軽いんですね。
報告書の中身をまとめると…
1.「担当者は口利き融資はしてない!普通に対応しました」と言っている
2.公明党口利き案件は、融資実施に至った割合が5割程度で、普通より3割程度低いので、政治力で融資したわけではない
と、この2点だけで、「問題なし!」と結論付けています。
この報告書のおかしな点
1.「口利き融資に加担しました」なんて言ったら、懲戒免職で路頭に迷うか、場合によっては、共犯者として起訴されかねないんだから、「口利き融資はしてません!」と否定するにきまっている。
金融公庫内部で、担当者へヒアリングしただけです!
2.具体的な口利き件数や、手口や内容について一言も触れていない。「融資実績が5割で、他の案件より3割低い」というのは、適正な事務処理をした証明にはならない。
話にならないゴミ案件に対して5割も融資してしまったのが実態なのでは?
3.口利き融資先の現在について一言も触れられていない!
口利き融資を受けた企業団体は、現在でも存在しているのか?借りたお金はきちんと返済しているのか?全くわからない!
こんな、子供だましの報告書を受けるだけって、財務省の職員って、頭を何に使っているんでしょうか?なめられたものです。
もっとも、一番なめられているのは、日本国民ですが!
以下、財務省から開示された文書をアップします。ツッコミどころ満載です。