佐賀市議会の野中久三さん達が武蔵村山に視察に訪れました。野中さんは、学習院大学の大先輩に当たる議員さんです。
10時ごろに市役所に来るのかなと思って電話したら、「もう、モノレールで向かっとるけんね。」との事、私も慌てて、市役所に向かう。なんとか間に合って、市役所玄関でお迎え出来ました。
わざわざ、佐賀市から武蔵村山市の何を視察しにきたのかと言うと、生ごみ処理についてです。
武蔵村山市では、学校給食の残飯などを堆肥化しています。出来た堆肥をいかに活用しているのか?
堆肥の質はどうなのか等を視察に来られました。
なんでも、佐賀市では、今下水道の汚泥を堆肥化するプロジェクトが進んでいて、出来た堆肥をJAで売るという話にまでなっているそうです。本当に、下水道汚泥から出来た堆肥がそんなに質が高いのか、売り物に成る程なのか各地を視察して回っています。
1ヶ月程前、相談があって、「武蔵村山では生ごみの堆肥化はしていますけど・・。」とお話した所、武蔵村山を視察するという事になりました。
市役所や、給食センターから出た生ごみは、今の所業者に引き取ってもらっています。なかなかJAで販売するというようには行っていません。下水道汚泥では以前視察した郡上八幡では、堆肥化していましたが、欲しい人にただで分けているということでした。
どこも、売り物にまでするのは難しいようです。
佐賀のみなさんの視察に同席して話を聞いていたのですが、担当課長が武蔵村山市のごみ行政の歴史や概要を説明し、活発な意見交換がありました。
佐賀市議会「40年も、決まった収集会社に随意契約って、議会で問題にならないのですか?」
市 「9月議会でも、問題になってます。」
佐賀市議会「40年も随意契約ってこんな美味しい仕事なかとよねー。随分儲かるよね。」
と、何故か、ごみ収集委託の質問ばかりしばらく続きました。私は苦笑してました。
やっぱり、外から見ても、武蔵村山市のごみ収集委託は、「何か変だぞ!」と思わせるものがあるようです。
ちなみに、佐賀市議会の皆さんは、最近はやりのやらせ質問ではありません。
ごみ収集委託に関しての住民監査請求の結果がきました。まだ、詳細に検討してるところですが、
武蔵村山市は住民監査制度がまともに機能してないんじゃないかと思わざる終えない回答でした。