武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

田中けん、フリーウェイクラブ副会長逮捕!

 「江戸川区議会の田中健さんが逮捕されたんだけど?」と民主党関係者から電話が入りました。田中健さんは、「高速道路の料金値上げは筋が通らないので、納得する説明を受けるまで料金を払いません!」と主張するフリーウェイクラブの副会長をしています。
 また、「将来、年金制度は破綻するのは明白だ!こんな事は国家が行う詐欺だ。」と、国会議員の年金未納が問題になろうとも信念で年金未納を続ける人でした。
 ついでに、日本の歴史や国家観を議論しても、徹底した護憲派であり、軍隊を無くせば平和を維持できるという考えの人でした。
 私とは政治の話はほとんど合いませんが、お互い、そういう考え方も一理はあると理解しあう中でした。
 
 議員という立場に居させていただき、北海道から九州まで交友関係を作って少しでも学ばせてもらおうと思って、議員活動をつづけてきました。
 そうすると、毎年のように、数名友人が逮捕されたという報道を耳にします。
 半年前も、市長選挙に絡んで、奈良市議会の池田君が辞職した後、逮捕されました。
 彼は、辞職願を出した後、逮捕しなさいと自ら出頭し逮捕されました。
 
 今回は、江戸川の田中健さんです。「高速道路の料金は高すぎる。」、無駄な道路建設が多すぎる。無駄な人件費、随意契約なども削減できる!」と真剣に主張していました。
 私は、何度か田中さんに、「高速道路の料金の値上げが納得行かないなら、値上げ分だけ払わなければよいのでは。」と主張しました。
 でも、彼の信念は、「利用者を無視した納得出来ない値上げをするぐらいなら、一切払わない行動をしないと道路公団首都高速(当時)は分からないのだ。」という考えでした。
 
 私の父は建設省道路局にずっと勤めていました。子どもの頃から、家の本棚には、プロジェクトXの題材になるような関係者の回顧録がたくさんありました。こっそり、そんな本を読んで育ちました。
 ですので、議員に当選させて以来、年に1度の東京都道路大会は欠席した事はありません。
 高速道路の料金はしっかり払ってます。

 でも、田中さんの、「高速道路行政に無駄があるのではないか!」という主張を否定できません。

 逮捕された後、田中さんは容疑を否認して、徹底抗戦の構えのようです。
 
 言わせてもらいますと、滋賀県警田中健氏を逮捕し、徹底抗戦することにより、日本の高速道路行政は問題点を洗い出さざる負えなくなると思います。

 多分、10年後、高速道路関係者は、「彼を逮捕しなければ良かった。」と再就職先を探しながら考えると思います。