昨日、善家議員と、市内の小中学校の保健室の視察をしてきました。
私は子供のころ保健室に行った記憶がないので、じっくり見学するのは初めてです。保健室登校をした事も無いので、もっぱら聞き役でした。
保健室登校の生徒達のためにも、登校拒否にまでなることを抑えるために保健室のあり方は非常に重要になっています。
聞いているばかりにもいきませんので・・・・。
「体調が悪い子は、風邪薬を飲ませて、寝かせるんですか?」と聞いたら。
「お薬は出しませんよ。」
保健室では、傷の手当ては出来ても、飲み薬を出す事は出来ないという事を知りませんでした。市販の薬であっても、薬事法に引っかかるのだそうです。
第一小学校ではちょうど休み時間だったため、次から次と子供達が、ちょっと擦りむいたとやってきて、大騒動でした。保健の先生の忙しさには頭が下がります。
偶然かもしれませんが、「怪我したー。」とやってくるのは女の子ばかりでした。
男の子は多少怪我をしても、そのまま遊び続けるんでしょうね。
ちょっと、怪我したからと保健室に行っていたら、野球もドッチボールも試合にならないし、保健室に行く時間があったら遊んでいたいと思うんでしょうか。
ところで、これは何の写真でしょうか?
ブレてしまっていて、わかりづらいかもしれませんが、中学校の廊下の天井です。 場所は第5中学校です。
数年前、学校が荒れた時期があり、天井のボードを壊されてしまいました。
壊されたところに、ボードの模様にコピーした紙を貼って隠しています。
涙ぐましい、補修のあとです。
ここ1ヶ所だけではありません。1Fから3Fまで全て壊されてしまっていました。
市民から反対の怨嗟の声があがった小中一貫校に15億円も使うぐらいなら、第5中学校の修理をするべきではないでしょうか。
昨日は、第5中学校以外にも、第8小学校、第1中学校、第2小学校も視察させていただきました。
議員が視察に行ったりすると、仕事の邪魔になって、迷惑ではないかと思っていたのですが、多くの学校の先生方が、「気軽にいつでもいらしてください。」と真心から言ってくださったので、大変ありがたかったです。
実は、今回の視察は、役所に依頼文書を出した上で実現したものです。それも、寸前になって視察の時間指定をされました。
私は、当日の朝、家を出て会社に向かっていたところ、善家さんから視察の連絡を受けました。電車に乗る前だったので、すぐに取って返すことができました。
役所も時間指定までして視察を許可するなら、1週間ぐらいの余裕を持って連絡してもらいたいものです。
応対してくださった先生が私たちとの会話のメモを取りながら、「あとで報告書を上げないといけないんです。」とぼやいておられました。
私たちと現場の先生方が知らないところで情報交換されたらまずいのでしょうか?