NHKスペシャル JAPANデビュー アジアの一等国に対する抗議デモが行われました。
先週も、渋谷駅とNHK前で今回の事前活動をしましたので、2週連続です。
大規模デモはこれで3回目。
私の役目は、デモ隊の最後尾で、事故などが無いように誘導する事でした。
11時から準備をして、デモの出発は午後2時過ぎ。
デモ隊はNHKスタジオパーク入り口から、代々木公園の大通りまで連なりました。
前回、私が国旗を持ってNHK構内に入場したせいかどうか分かりませんが、あきらかに多くの人が日の丸を持って今回のデモに参加されているように感じました。
デモスタート早々、メガホンを持った参加者がNHKホールに向かって
「受信料返せ!」
「偏向報道を止めろ!」と縦横無尽にヒートアップしてしまいました。
拍手をしてくれる方もいましたが、「子供が怖がるから。」と苦言を呈される方もいて、誘導係としては、「お願いだから、隊列にもどってください。」と願い、憤激した勢いで事件が起きませんようにと祈っておりました。
ヒートアップされていた方も、話してみると実は冷静で、怒りの抗議をするポイントをわきまえてらっしゃったので、誘導係としては有り難かったです。
特に事故も無く、ほっとしたのですが、前回と違い、NHKの全ての門はピッタリと閉じられ、仁王立ちした警備員に加え、後方にはNHK職員らしき人達がたくさん立っていました。
NHKデモで怒った人達は、JAPANデビューの内容の偏向と捏造にも怒っていますが、NHK職員の給料の高さにより怒っているのではないでしょうか。
なんでもNHK職員の平均年収は1600万円というではないですか!
1600万円ももらっている職員が、日当一万円程度で仁王立ちして頑張っている警備員を、後方から眺めている構図が、ますます怒りに火を注いだように思えます。
でも、職員だって警備員の管理をしたくてNHKに入社した訳ではないでしょう。報道やドラマを創りたいと思って入社したのに、休日出勤で警備員の管理というのも気の毒だとは思います。
「浜崎に捏造番組を撮らせるぐらいなら、俺の方がきちんとした番組作れるのに。」と思いながら立っていた職員の方が大部分なのではないでしょうか。
無事事故もなくデモが終わったと思って後片付けに戻っていたところ・・・・。
スタジオパーク前で一騒動。NHKの大罪と書いたTシャツを着た人は入場拒否にあい、「差別するな!」と大合唱。押し問答の末、警備員のスクラムを群集が破るという快挙!
でも、その先の門扉は固く閉じられたまま。平均年収1600万円の方たちは警備員が必死にスクラム組んでいる姿を見物しているだけでした。
いい仕事ですねー。NHK職員って。
今日も、お疲れ様でしたと思ったときに事件がおこりました。
渋谷駅発、スタジオパーク行きの京王バスが目の前を通りました。乗客はみな、NHKの大罪と書かれた黒いTシャツを着ているではないですか。
なるほど、こうすれば警備の邪魔を受けずにスタジオパークに入れるなあと思ったら、NHKは門扉をがっちりと閉め路線バスを入れさせません。
思わず、JAPANデビュー アジアの一等国での、台湾人をバスに乗せなかった云々という話が浮かびました。
NHKの大罪のTシャツを着た乗客がいただけで、有無を言わせず路線バスを止めてしまうとは、第4の権力であるマスコミの頂点を極めているNHKにしか出来ない権力行使です。
道路交通法76条を見てみましょう。
(禁止行為)
第七十六条 何人も、信号機若しくは道路標識等又はこれらに類似する工作物若しくは物件をみだりに設置してはならない。
2 何人も、信号機又は道路標識等の効用を妨げるような工作物又は物件を設置してはならない。
3 何人も、交通の妨害となるような方法で物件をみだりに道路に置いてはならない。
4 何人も、次の各号に掲げる行為は、してはならない。
一 道路において、酒に酔つて交通の妨害となるような程度にふらつくこと。
二 道路において、交通の妨害となるような方法で寝そべり、すわり、しやがみ、又は立ちどまつてい ること。
三 交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること。
四 石、ガラスびん、金属片その他道路上の人若しくは車両等を損傷するおそれのある物件を投げ、又は発射すること。
五 前号に掲げるもののほか、道路において進行中の車両等から物件を投げること。
六 道路において進行中の自動車、トロリーバス又は路面電車に飛び乗り、若しくはこれらから飛び降り、又はこれらに外からつかまること。
七 前各号に掲げるもののほか、道路又は交通の状況により、公安委員会が、道路における交通の危険を生じさせ、又は著しく交通の妨害となるおそれがあると認めて定めた行為
どうも、76条の3あたりに抵触していませんか?
この罰則規定はというと・・。
第119条により、3ヶ月以下の懲役、もしくは罰金5万円です。
さて、バスはどうなる事やらと思っていたら、しばらくして運転手が降りてきて、困ったように電話を掛けていました。そして、バスのエンジンを切ってしまいました。
エアコンが止まってしまったそうです。
騒然とした状況の中、NHKは入れないの一点張り、バスは止まったままの膠着状態でした。かれこれ1時間も続いたところでしょうか。
チャンネル桜の水島社長より、乗客の皆さんには降りていただき、拍手を持って迎えようと提案があり、5時きっかりに、バスの乗客の皆さんは降りられました。
今回の一件もNHKはおろか民放でも放送されませんでした。
今日の産経新聞にすら載っていませんでした。
でも、NHKが路線バス排除を行っている最中も、多くの人がインターネットを通じて現場の状況をリアルタイムで流していました。
既存のマスメディアが凋落し、いまや一人ひとりが放送局となっている時代を象徴しているようでした。
なんで、こんな時代なのに、NHK料金を強制的に搾取され、職員は1600万円もの高給を食んでいるのでしょうか。