辻松市議から、廃品回収の本の束から一冊抜き出してもらったのが、この本です。
ですので、10年以上前に出版された本になります。ひょっとしたら絶版かもしれません。
過去の栄光にすがりつき、行き詰っていた米沢藩を立て直してゆく姿が描かれています。
人事での問題、財政での問題と、現代社会にも相通じる問題に取り組んでゆきます。
一貫して我欲を捨てる姿勢で事に当たり、道を切り開いてゆく。
以前、李登輝学校で、李登輝前総統が話していた政治姿勢と同じです。
李登輝は白色テロで恐怖政治の島台湾から、民主的な国台湾へと創り上げました。
上杉鷹山の姿勢は、江戸時代だけでなく、現代にも通じる事であると思います。