この総会にて、李登輝 台湾元総統からインターネット中継でお見舞いのメッセージが届けられました。
この場を借りて、私からこのたびの東北関東大震災に慰問のメッセージを日本の皆様に送ります。
このたびの東北関東大震災の人々に与えた恐怖は甚大なものでした。物質的損害はもちらおん、莫大な数字にのぼると思います。しかしながら、このような惨状のなかにあっても、日本文化に育まれた日本の方々の冷静かつ理性的な言動は、世界の人々から絶大な賞賛を受けました。
私は日本の皆様に一言だけ激励の言葉を述べさせてもらいます。
再建はわれわれが傷痕から抜け出し、再生するための契機です。次の世代のために、永続的に発展する安全で平和な新しい日本が創造出来る事を心より願っております。
日本の皆さん、がんばってください。
大地震の時の対応として、この3人には共通点があります。
それは、直ちに現地に飛んだ事です。その点では、菅総理が原発に飛んだ事は他国のリーダーの対応と変わりません。ただ、菅総理の対応が他国と全く異なるのは、李登輝総統にしろ、温家宝にしろ、軍の幹部や行政の幹部を同行させ、その場で対策を指示していった事です。視察ではありませんでした。
また、阪神大震災でも、小里震災対策担当大臣は、神戸のホテルに各省庁で現場を熟知している中堅クラスの官僚を集めてプロジェクトチームを作り、省庁の壁を取り払って一刻も早く災害復興するようにと指示をしました。
政治主導と言っていた、民主党 菅政権が、一番、政治主導という言葉が似合わないように思います。