12月8日の市議会一般質問で、疑惑の中学校特進講座について質問しました。
さて、市議会の一般質問では、議員と市当局とのやり取りになります。受注業者であるING進学教室（学光社）と直接やり取りするには100条委員会の設置などが必要です。疑惑の当事者を質せないのは歯がゆいものがあります。
また、武蔵村山市での質問通告は７０字以内です。ING進学教室の代表者が、持田教育長と昵懇の仲である事、藤野市長とも会っている事などを自慢げに挨拶していたので、次のような１文を入れておきました。
「受注業者がある式典にて市幹部との仲と人間革命について言及したが関係は？」
持田教育長との関係を強く業者が協調していたので質問に入れたのに、答弁は「市長は昨年初めて業者と会った。」というだけで、肝心の教育委員会側の答弁はありませんでした。
トボけてますよね。
答弁調整の電話１本、今回はありませんでした。
再質問のやり取りで、印象に残った点を挙げます。
質問 ・特命随意契約にした理由は？
回答 ・特進講座以前に行われていた第３中で行われていた補習授業（SUNスクール）で好評だったから。
ING進学教室の代表者が猛アピールした、持田教育長との親しさからでしょうか？彼は挨拶で、池田大作の人間革命を引用しましたが、信心の功徳なのでしょうか？はたまた、公明党都議会議員谷村孝彦を熱心に支持するからでしょうか？
市民を馬鹿にするな！
と憤りを感じます。
質問 ・仕様書に学習塾講師検定２級と書かれているが、ING進学教室と契約するための方便ではないのか？
回答 ・高校入試の準備もあるので、一定の基準が必要と考えた。
※全国学習塾協会の学習塾検定２級は、実務経験１年以上が目安です。また、理解度は公立高校の入試レベルです。ちなみに合格率は７０％から８０％です。一見、もっともらしい資格ですが、初心者ということです。
ING進学教室に発注するための方便以外何物でもありません！
質問 ・１コマ２２，１２０円とだけ書かれた積算根拠の無い見積書で契約している。金額交渉も全くしていないのは？
回答 ・SUNスクールは１コマ３０００円であったが、入試を意識したのでこの金額になった。近隣自治体より高いわけではない。
※１コマあたり、３千円から２２１２０円と７倍以上に大幅アップです。加えて、週１回１校から、週２回５校にと派遣人数は１０倍です。単純に計算したら、取引金額はなんと７０倍！。おまけに特命随意契約です！
テレビ番組の「がっちりマンデー」で取材したらどうでしょう？
「少子化でも、教育利権で、がっちり！」
などなど、１００分の持ち時間をほとんどこの件で追及にしました。
来週ぐらいには、市議会のホームページで動画がUPされると思います。
武蔵村山市議会動画配信のページ
