武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

日台共栄の夕べ

 12月23日の午後、日本李登輝友の会による「日台共栄の夕べ」が開催されました。
私は、第2部の懇親会の司会をさせていただきました。

 第一部は、渡辺利夫 拓殖大学学長による、「なぜ今脱亜論か」という講演でした。
 フランシスフクヤマの歴史の終わりから、自由と民主主義の勝利で平和な社会が到来するとおもわれたが、どうも違うのではないか。むしろ社会は多極化から不安定になっているというような話をされていました。
 また、日清・日露から敗戦にいたる歴史を日英同盟・日米同盟の観点などから解説されました。100年前の国際情勢と現在が驚くほど似ている事に言及され、歴史から今後の国際情勢を洞察してゆく大切さを感じました。

 さて、今後の東アジア情勢、中国情勢については、

 ・中国がチベット東トルキスタンウイグル)を占領して維持するためのコストがすごく大きいのではないか。(確かに、暴動を抑える。国際的非難への対応など非常に人も金も掛かると思います。)このコストの大きさゆえ、今後、中国は衰亡へといたるのではないか。

 ・ソビエトが崩壊して、周辺部は独立して、ロシアはロシア本体だけになった。身軽になったので、今後ロシアは成長するのではないか。

 新 脱亜論が評判の渡辺先生だけあって、分かりやすく示唆に富んだ講演でした。

 第二部懇親会は、私が司会でした。
 「今年は、選挙の結果が良くなくて、こんな年は早く忘れちゃいましょう!」などと挨拶をして懇親会の司会を始めました。

 今回は、台北駐日経済文化代表処の馮寄台代表(台湾大使)まで参加されて、挨拶をいただきました。
日本の小学校を卒業されているとの事で、上手な日本語で、馬英九総統は日台関係を大変重視している。
代表自身は、日本では外省人・国民党と紹介されるが、日本で育って親日だという事をアピールされていました。馮代表は、馬総統の長年のブレーン。「選挙の結果が良くなかった。」などと余計な事を言ったなあと反省しました。
 しかし、その後、WILLの花田編集長、元産経の花田信昭氏が、それぞれ、馬英九や国民党の今までの主張から、親日アピールに対して懐疑的な挨拶をされていました。

 いずれにしろ、日本一国民党嫌いな団体に参加する馮大使の勇気と姿勢は立派です。

 他にも、ウイグル支援をされている 白石念舟先生から、ウイグルの現状と核実験の被害のお話をいただきました。

 なんとか、慣れない司会を乗り切って、滋賀県支部の竹市支部長さんたちと2次会に向かいました。
冷や汗をたらたらかいていたのでしょうか。2次会では、水ばかり飲んでいました。