月曜日に若手市議の会 関東ブロックの研修会が山梨で行われたので参加してきました。
急遽、参加できることになったのですが、快く参加させてもらいました。
視察内容は、甲府の風林火山博と甲斐市のまちづくりについてです。
風林火山博ということなので、お城の側にパビリオンでもあるのだろうと思って甲府の商店街を歩いていたところ・・。
派手なノボリのパチンコ屋の前で、事務局の方の挨拶がはじまったと思ったら・・・
そこが会場でした。
私がパチンコ屋と勘違いしてしまった建物は、元々デパートで、空き店舗を利用して博覧会を行っているとの事でした。日本中、あちこちで、駅前のデパートがつぶれてしまっていますが、甲府も例外でないようです。
空き店舗で博覧会という発想に、「なるほど!その手があったか!」とひざを打ちました。
パチンコ屋と勘違いしてすみませんでした。
博覧会の内容は、武田信玄や山梨の文化・歴史を紹介するコーナーと、NHKの大河ドラマ風林火山のコーナーの2つに分かれています。お話を伺うと、山梨の文化歴史のコーナーは、市民の手作りで作り、広告代理店に丸投げしなかったので、大河ドラマコーナーの数分の一で済んだとの事でした。
駅前商店街の空き店舗という事で、駐車場は併設されておらず、駐車場から数百メートル歩く事になるのですが、公開半年で来場者数はもうすぐ40万人になるとの事でした。
関係者の方達が関東一円の旅行会社を回って風林火山博をPRするなど地道な努力の結果だという事でした。
実際、平日の午後というのに、次から次へと、団体客が押しかけていました。
風林火山博の後、甲斐市の視察をさせてもらいました。地元の込山議員がずいぶんと尽力していただいたのか、市長、副議長まで迎えていただきました。こんな事は初めてでした。
甲斐市各所の都市整備をパワーポイントで説明していただいた後に、改築中の竜王駅の視察をさせてもらいました。現状では、一日5000人の乗降客の駅ですが、用地買収を含めて約100億円かけ駅前ロータリー、新駅建設、道路新設と大規模な工事の真っ最中でした。
甲斐市は3町が合併したところなので、町のヘソをつくる意味合いもあるのでしょう。
乗降客5000人で、甲府から1駅なのに、特急かいじが止まります。人口も増えているし、市民の平均年齢も20代との事です。これから発展してゆく町です。
次に竜王駅を降りる機会があったら腰を抜かすかもしれないと思いました。