武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

共産党、民主党と安保法制反対の街頭演説会

  昨日、7月24日 いなげや前にて、共産党民主党の方たちと安保法制反対の街頭演説会を行いました。
 
 「天目石は安保法制反対なの?」とお叱りの言葉をいただくようですが、安保法制の議論を聞けば聞くほど、日本の自衛隊アメリカ軍の弾除けにされるだけのように思います。アメリカにだけメリットがあって日本にはメリットが無い様に感じます。
 例えば、「自衛隊単独では北朝鮮による拉致被害者救出作戦を実行するのは難しい!近隣諸国の世論や装備面からも問題がある。どうしてもアメリカ軍と共同して実行するほかない!だから、集団的自衛権は必要なんだ!」と言うのなら分かります。
 でも、安倍総理の言う「隣の家の離れが火事になった」喩えでは全く要領を得ません。
 
 安倍総理になったら拉致被害者が帰ってくるかと期待してそろそろ3年。一人も救出できてません。安保法制が通ったら、拉致被害者が帰ってくるのでしょうか?北方領土が返ってくるのでしょうか?
 
 
 共産党民主党の方たちとはかなり立場が違いますが、街頭ではこんなたとえ話をさせてもらいました。
 
 安保法制をドラえもんに例えて考えてみましょう。ジャイアンドラえもんに喧嘩を売りますか?絶対に売りません。秘密兵器で返り討ちに遭う事が分かっているからです。事ほど左様に、中国がアメリカを攻撃する事は絶対にありません。
 でも、ドラえもんジャイアンに喧嘩を売ったのちに、「のび太君、僕はタイムマシンで出かけてくるので後はよろしく。」と、アメリカが売った喧嘩を日本が買わされてしまうというのではないだろうか?というのが今回の安保法制のように思います。
 加えて、ドラえもんの秘密兵器まで高い金額で買わされるのび太君が日本のように思えてなりません。
 と、こんな話をさせていただきました。
 
 アメリカにとって一番のシナリオは日本と中国の関係がガタガタすることです。自らの血を流さずに武器を売れます。また、近い将来、中国共産党政権が倒れて内戦状態になった時、結局アメリカ軍と自衛隊が出て行かざる終えません。適当なところでアメリカが手を引き尻拭いをさせられ、中国共産党後もやっぱり反日政権になってしまうのではと危惧します。
 どう考えても、アメリカの口車に乗せられて日本がひどい目にあう結果が待っているように思うのです。
 そんな訳で安保法制の反対の街頭演説に参加させていただきました。
 
 中には、共産党は革命政党で日本をメチャクチャにする連中だ!と言う方もおられます。確かにそうかもしれません。
 でも、創価学会だって、総体革命!なんて言っていたのではないですか?公明党汚職を追及していたら、警察の暴走捜査に遭ってひどい目にあった立場から言わせてもらうと、本質的には一緒だと思います。
 私は学生時代に革マル派自治会費横領を追及していたら、「革命を成功させたらお前を真っ先に収容所に送り込んでやる!」と散々脅かされました。
 革マルによって収容所に入れられることはありませんでしたが、公明党の政治圧力で社会的に抹殺されそうになりました。別のところで革命が成就していたようです。
 どちらも恐ろしいです。
 
 あと、取材に来ていた記者さんに、安保法制の憲法違反について問われました。共産党の方も民主党の方も憲法違反の点を取り上げておられました。
 私自身は、憲法を守るために国民を危険にさらすなどナンセンスだと思ってます。護憲の方から「右の頬を叩かれたら、左の頬もだすのだ。」と真顔で言われた時に、「あなたが叩かれるのはかまわないが、巻き込まれる身にもなってみろ!」と言ったことがあります。
 安保法制の議論を憲法中心にすえると、「また、ブサヨがお花畑な事言っているよ。」と一般の人の心が離れて、きちんとした議論がなされなくなるだけだと思います。