武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

一般会計予算への賛成討論

 藤野新市長になって最初の予算となる、平成23年度一般会計予算に賛成しました。市長の政治姿勢に共感したという点と、市長になって具体的に改革を手がけられていると感じたからです。
 
 実例
 ・村山温泉かたくりの湯で使う灯油は、福生市のサカエエネルギーが何故か、ずーーっと1社独占で長年納入していました。議会で指摘したところ、市内業者が納入するように変更されました。
 
 ・議会制民主主義を崩壊させ、独裁的な地方自治体を作るおそれのある条例案自治基本条例を撤回したこと。
 
 前市長時代には、小中一貫校計画をはじめ、政治利権が見え隠れする事が非常に多かったので、予算に賛成する事はありませんでした。久しぶりに賛成討論を作ることに呻吟しながら作りました。
 経常収支比率は○○%、一般会計総予算は○○○億円などと、予算書の数字を連ねる討論は、一見、賢そうに思えます。でも、数字を拾うだけなので、実は非常に楽ちんなんです。自分の頭で考えて討論をしようとすると、なかなか思い浮かばず、気分転換に、机とトイレを何度も往復する羽目になりました。結局、談合防止を主眼にしたら、ようやく筆が進みました。
 
 でも、慣れないせいか、かなり短いです。
 
 以下の原稿に、善家議員がご自分の主張を加味され、議場では善家議員が討論をしました。
 
 
        平成23年度一般会計予算案 賛成討論

平成23年度一般会計予算案に対して、賛成の立場から討論をいたします。まずは、さる311日の東日本大震災で被災された多くの方々に対してお見舞い申し上げます。武蔵村山市では、窓ガラスが割れる程度の被害でありましたが、災害への備えという事を痛感させられました。被災地の一日でも早い復興を願っています。
日本経済はリーマンショック以降の景気回復が言われていますが、武蔵村山市においては、少子高齢化の進展などの様々な要因から日本経済とは逆に、財政が硬直しつつあることが財政分析より見て取れます。
そのような厳しい環境の中、人と人との絆を大切にし、市民が安心・安全に生活が出来、希望が持てる明るく元気な武蔵村山市を作るために、着実に積み上げられた予算であると評価をいたします。人と人との絆を深めるためのE-oneグランプリ、市民の長年の悲願であるモノレール延伸の一歩となる多摩モノレール基金の設立など、新市長の政治姿勢が非常に現れていると思います。
藤野カラーを出した市政運営実現してゆくためには、無駄を排し、ガラス張りの行政運営を行う必要があると思います。そんななか、新年度からようやく電子入札が採用される事になりました。電子入札導入により、ガラス張りの行政を行うはずだったのが、逆にブラックボックス化を招いてしまった。そんな事がおこらないように、注意をしていただきたいと思います。
新市長になったのですから、疑惑を持たれる入札が横行する事など無いように徹底をしていただくことを要望します。その対策として、現在、一部の入札でしか予定価格の事後公表をしていません。最低制限価格は非公表です。これらの全面公開をしていただきたい。また、武蔵村山市では、一般競争入札が全く導入されていません。指名競争入札随意契約は癒着の温床になります。一般競争入札を導入したら地元業者が受注出来なくなるという心配がありますが、入札参加基準をしっかりすれば良い話です。
政治家の圧力による官製談合、業界による業界談合、いずれもツケを払わされるのは7武蔵村山市民です。市民からの信頼があって初めて、藤野市長の政治テーマである絆が生まれます。しっかりと取り組んでいただきたいと思います。