武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

アリバイはもっと上手に! 一中 機械設備工事入札

 また、一中の官製談合の話かと思われるかもしれませんが、ちょっと違います。
建築工事は、官製談合疑惑で、機械設備工事は業界談合疑惑です。
 
 今回は、業界ぐるみで談合したと思われる方です。
 
 入札の時に渡される仕様書だけでは正確な見積りが出来ませんので、質問をする事が出来ます。
 
 入札に参加された各社がどのような質問をしていたのか?情報公開で取り寄せたところ、興味深い結果が出てきました。
 
 入札に参加したのは11社です。
 
 質問書を出した会社は何社かというと・・・・・・・・
 
    たったの3社です。
 残りの8社は全く質問をしなくても正確に見積りを作れたようです。テレビ番組の「世界不思議発見」でだって出演者は草野さんにあれこれ質問するのに・・・・。
 
 質問せずに入札に参加してしまう事こそ
 
   不思議発見!  です。
 
 でも、もっと不思議な事があります。
 
 どのような質問書だったかです。
 
A社 4項目質問をしました。
 
O社 29項目質問しました。
 
T社 5項目質問しました。
 
 さて、落札した会社はどの会社でしょうか?
 
 
 
 
  答えはO社の大橋エアシステム・八重洲建設共同企業体でした。
 
 O社は受注意識が高いから29項目も質問したんだと善意の解釈も出来ますが、入札前の談合で落札者が大橋エアシステム・八重洲建設共同企業体と決まっていたので、彼らだけ熱心に質問書を作ったのだと考える方が自然です。
 一般的に、事前に談合により落札者が決まっていると、他社は真面目に見積りをしても無駄ですから質問書は提出しません。例えば、談合疑惑の武蔵村山市の小中一貫校第一期工事では、落札者の増田コーポレーションしか質問書を提出していませんでした。
 ですが、質問書が落札予定者からしか出されないと、談合の状況証拠となってしまうために、今回はアリバイづくりのために、アネスと、東京冷機にも質問書を出させたのだと思います。
 それにしても、落札予定の大橋エアシステムが29項目で、他は4項目とか5項目ではアリバイ作りが見え見えすぎます。
 
 この質問書の一件だけだと、談合だ!と強く言えませんが、
 
 今回の入札は何といっても
 
 一位不動の法則ですから。
 
  一位不動の法則の上、不調になり、予定価格とほぼ同じ金額で契約という、大橋エアシステムの営業マンにとって年末のボーナスが待ち遠しい結果となりました。
 
 この工事に、武蔵村山市民の血税
 
 1億3272万円も使う事になりました。
 
 
 話は変わりますが、市のホームページに掲載されている入札経過調書は、一桁間違えて、13億円になってしまっています。
 
 みみっちい事指摘してごめんなさい。