最近、市内の学校をあちこち見学させていただいていますが、第三中学校に行って来ました。
ちょうど、公開授業週間ということで授業風景も覗かせてもらいました。
また、スクールカウンセラーの先生に案内していただきながら、生の声を聞くことが出来ました。
今、武蔵村山市では、小中一貫校の話が進んでいます。市の端に位置する二中と四小をセットにして、小中一貫校にするという計画です。15億円もの予算をかけて進める事になっています。
昨日見学した、第三中学校は、まだ耐震工事が一部の校舎しか完了していないようでした。また、校舎や施設の老朽化がかなり進んでいるように見受けられました。
四川大地震で大勢の子どもたちが学校で生き埋めになりましたが、明日の武蔵村山に起こり得る話です。
また、2月には平壌の中学校を見学してみて、設備のあまりの古さに小馬鹿にしましたが、北朝鮮の方が、ずっとましです。顕微鏡ぐらいは、武蔵村山市の方が新しかったです。
最近、昭和レトロなどともてはやされていますが、市内の小中学校は昭和そのものです。
映画「三丁目の夕日」を見るのに金を払うぐらいなら、小中学校に行けば、昭和を体感出来ます。
市内全域から生徒が集まる見込みも無い小中一貫校に15億円もつぎ込むなら、満遍なく学校の整備をするべきです。
行政需要の無いところに予算をつけ、行政を執行する事を「税金の無駄遣い!」と言います。
きっと、市長はじめ、小中一貫校を推進している議員、関係職員は、「税金の無駄遣いの極致!」と市民から怨嗟の声を受け止める覚悟があるのでしょう。
市長肝いりのエコバック事業といい、行政学の基礎研修でも受けられたらどうでしょうか?
今日も、市内の小中学生は、北朝鮮並みの教育環境の中で勉強をしています。