先週、善家議員と市内の小中学校の図書室を見学させてもらいました。勝手に行って、万が一議会内でトラブルになるかもしれないので、議会事務局には一言言っておきました。
10小、5中、3小、4小、雷塚小に行きました。5中は健康診断の最中との事で、結果的には小学校ばかり見学した事になります。
どの学校でも感じたのは
本が古い!!!
10年前の本なんてのはかなり新しい方で、中には昭和42年発行というような本までみつかりました。昭和50年代の本はざらにありました。
善家さんは、1小だか、2小の図書室で大正時代発行の本を見たというが・・・・
どの学校でも本を大切に使っていて、古い本の背表紙を手で直して使っていました。
私が子どもの頃の古い本が一杯あって興味深く手にとっていたのですが、果たして子どもたちは古い本に囲まれて、読書好きになるのだろうか。
この環境で読書好きになる子は、将来考古学者か、歴史家で大成する人じゃなかろうか。
先生方に聞いてみたが、こんな状態になってしまうのは。
・予算が少ないこと
・一冊毎に除籍の手続きをしなくてはならず、非常に手間がかかる。
という事が主な原因との事です。
どの学校の先生方も、いかに読書が大切かを切々と訴えられていました。
武蔵村山市の小中学生の学力向上のねらいもあり、小中一貫校を作る計画がいよいよ動き出します。
2中と4小をくっ付け、体育館を作り直すなどして、15億円もかかります。
例えてみれば、
高価な器で、古くなった料理を食べるようなものです。
武蔵村山市が進めていることは、あの「船場吉兆」と同じです。