武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

唐突に墓地造成の指針が?

 4月30日付けで、

 「武蔵村山市内における墓地等の造成に関する指針」

 が、制定されました。

 内容は、今後市内での新規の墓地の造成や拡張を認めないというものです。

(目的)
第1条  この指針は、墓地等がその周辺の住民に与える多大な影響を鑑み、武蔵村山市内(以下「市     内」という。)における新たな墓地等の造成又は拡張(以下「造成等」という。)については原    則としてこれを認めず、また、特に認める場合においてもその造成等に関する基準を定めること    により、市民の良好な生活環境を確保することを目的とする。


 第1条だけでなく、くどいぐらい、認めないという事が明記されています。


 (墓地等の造成等の基準)
第4条  原則として、市内における新たな墓地等の造成等は認めないものとする。ただし、特別の理由    により市長が特に必要と認める墓地等の造成等及び市内に主たる事務所を有する者がその設置す    る墓地等に隣接する区域において行う墓地等の拡張については、この限りでない。

 よく読むと、既存のお寺の墓地などが拡張したり造成することにはなんら縛りがかかっていません。

 指針ですので、議会の議決も必要なく造れます。議決を経てないので、当然法的拘束力もありません。
だいたい、墓地埋葬法では、墓地の許可は都道府県知事が出すことになっています。市の仕事じゃありません。
 例えて言えば、
 寿司屋さんが、「うちじゃ、ラーメンは出しません!」と宣言するようなものでしょうか?

 要するに、「新しく墓地を造るなら、市長として反対運動をするぞ!」という意味です。

 唐突に、なぜ今、こんな指針が作られたのか分かりませんが、真如苑に墓地を作らせないと牽制しているのかもしれません。真如苑のプロジェクトMURAYAMA では、敷地の一部で「静謐で聖性のある空間」(約36ha)が予定されています。はっきり、「墓場!」とはっきり書いていませんが、静謐で聖性と言うんですからお墓なのかもしれません。


 10年近く前、多摩開墾に墓地の話が持ち上がり反対運動が起こって立ち消えになりましたが、まさかその事に関連しているとも思えませんし。

 絶対に真如苑にお墓を造らせたくないグループがあるのでしょうか?

 なんだか、政治的に裏話がありそうです。