武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

日本文化チャンネル桜の討論番組に出演

 「地方から中央に攻め上れ 草莽崛起を実践する地方議員たち」という日本文化チャンネル桜の番組に出演してきました。

 放送予定は2月12日と13日との事です。

 司会は、水島聡 チャンネル桜社長

 出演は、
 三宅博 八尾市議会議員、三井田孝欧 柏崎市議会議員、松浦芳子 杉並区議会議員、小坂英二 荒川区議会議員、犬伏秀一 大田区議会議員、鈴木正人 埼玉県議会議員、 小磯明 東京都議会議員と私の8名です。

 放送予定は2本分なのですが、1時間番組を3本収録しました。
 1本目は、昨今の社会情勢について討論という事でした。

 メンバーを見れば、どの人も保守系のことをいうだろうし、水島社長が利権云々の話もされていたので、私は武蔵村山市役所の入札結果の胡散臭さを話ししました。

 近々、こちらで報告しようと思っていますが、入札での一位不動の法則についてです。

 入札というのは、応札額が予定価格より高かった場合、3回まで入札をしなおします。談合があった場合、落札業者は事前に決まっているので、一番安い金額で応札するのは必ず同じ会社になります。

 これを一位不動の法則といいます。

 実は、武蔵村山市の入札結果を調べると、ほぼ100% 一位不動の法則で落札されているのです。
市のホームページ上で公開している入札結果をみると、たった1回だけ同価格で2社が2回目の入札した事がありますが、それ以外は、確認できる範囲では全て一位不動の法則になっています。

 偶然ではありえない事です。

 2本目は教育についてと言うことになりました。
 「道徳教育がなっていない。地域や国を愛する心を育む事きちんとやらない。結局教育が荒廃し、社会が荒廃してしまった。!まさに、世も末ではないか!日教組は日本社会を崩壊するような教育を止めろ!」という、定番の主張をベースに議論が展開されるんだろうなあーと、ほとんど聞き役に回っていました。

 この理屈って、「世はまさに末法の時代である。正しい法を立てて、世直しをして良い国を作らなくてはならないのである。」という、日蓮立正安国論とさして変わらないなあ。ところで、社会矛盾の無かった時代や国って存在した事あるんだろうか?
 適当な材料を見つけだして「世も末だ!」って主張する事って、政治家と宗教家の常套句だなあー。

 などと、考えていたら収録時間も終了に迫ってきたので、昨年起きた、市の教育相談室での不祥事の話をしました。

 2本目収録後、「武蔵村山市では、全小中学校の生徒代表が市民会館で、日本文化のすばらしさや、地域のすばらしさを発表してますよ。一緒に米長邦雄さんの講演もこの前やったばかりです。」と、話たら・・・。

 参加者一同、「武蔵村山市はなんて素晴らしい教育を行っているんだ!」と大絶賛。

 「講演された、米長先生も感激されていましたよ。」と付け加えておきました。

 武蔵村山市ではごくごく当たり前で話すほどでも無いと思っていた事が、実はものすごく立派な行事であった事にあらためて気付かされました。

 この事を話せば、武蔵村山市の教育を見習えという世論が巻き起こって、「正論」や「諸君」で特集されて、視察が殺到したかもしれないのに・・・・。 惜しい事をしました。

 なんで、日本中に胸を張れる立派な教育を武蔵村山では行っている一方、小中一貫校などと税金を使いたいだけの施策を行うのでしょうか?

 3本目の収録では、中国・北朝鮮問題に対しての地方議員の取り組みという事でした。私の前に話した小坂議員は、東トルキスタンのデモの帰りに収録に参加したとの事で、中国共産党問題への取り組みを話されました。前の方が中国の話だったので・・・

 「ブルーリボンを着けて、勇気を出して、北朝鮮系のイベントに堂々と参加しましょう。私は警察を呼ばれました!」という話をしました。

 ・北朝鮮を怖がる必要はない。怖がっているのはむしろ彼らだと言う事。

 ・朝鮮総連は、債権回収機構による朝鮮大学校など朝鮮人学校の売却を避けるために情に訴え、世論を形成しようとしているだけである事。1兆4千億円も血税を食い物にした上で借金を踏み倒す事は許されない!

 ・北朝鮮は、鎖国政策を止めて、日本人向け観光を復活しはじめている。北朝鮮に乗り込みましょう!

 などという事を話ました。

 討論の中で、「左翼は中国の人権侵害を黙っているのはおかしい!」という議論がされたので、

「小坂さんと昨年参加した東トルキスタンのデモには中核派の若い人も参加していましたし、彼らは拉致被害者も救出しなくてはいけない!」と主張していましたよというと、従来の単純な右・左という色分けがもはや機能しなくなりつつある事が見えてきました。

 という訳で、収録が終わった帰り道、新宿西口前を通りかかると・・・・

 スキンヘッドの右翼の兄ちゃんが街宣車に乗って、「原爆を落としたアメリカは日本に謝っていない!」というような事を、つっかえつっかえ話していました。度胸をつけるために話をしていたのかもしれないけど、まだ勉強が足りないような気が・・・・・・


 その隣には、「武力では海賊は無くならない!」と自衛隊ソマリア出動に反対するオバサン達が横断幕を広げて突っ立っていた。
 「海賊は悪いことだから止めなさいね!」と言えば無くなるとでも思っているのだろうか?
 そんな事で無くなるぐらいなら、そもそも海賊事件にまではならない。
 「経済援助をして貧困から救えば解決するのよ!」などと脳天気な事を考えているなら、冒険投資家のジムロジャースの旅行記でも読んで見たら良い。
 寒い中、本当にご苦労だと思うが、主張の薄っぺらさに気が付かないのだろうか?