武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

呉智英 特別講義

 木曜日に都庁に行ったところ、見慣れた声と顔と出くわしました。
 江戸川区議会の田中健さんです。

 「高速道路の料金値上げは納得が行かないので、きちんと説明を受けるまで高速道路料金は払いません!」という市民運動フリーウェイクラブの副会長です。(現在は解散させられたとの事)

 4月の統一地方選挙の約半年前に滋賀県警に逮捕され、4ヶ月も拘留、選挙の1ヶ月前にようやく保釈という、嫌がらせを受けながら無事当選した人です。
 先日も、田中さんを囲む飲み会で、国策逮捕友達の鈴木宗夫さんも飛び入りで参加され楽しい時間を過ごさせてもらいました。鈴木宗男さんは、凡百の国会議員とはモノが違う、凄みと強烈な個性を持った魅力的な人でした。

 久々にあったので、食事にでもゆきましょうというと、「もっと面白い会があるよ」と参加させてもらったのが、思想家の呉智英以費塾の講義でした。
 私は、呉さんの名前ぐらいしか知らず、何を評論されているのか、何を研究しているのかも知らなかったのですが、せっかくの機会なので同行する事になりました。
 
 呉智英氏は論語の講義を以費塾でされているとの事で、現代の藩校のようなものであるとわかりました。もっと早く知っていたら参加したのになと思いました。

 今回の講演では、最近の社会学の傾向についての話でした。社会学者が研究対象にどっぷりとはまり込んでしまうのは学者失格であるというような話でした。
 宗教学者島田裕巳オウム真理教を研究対象にするのは良いが、オウムに取り込まれてしまった。研究に際して、研究対象に飛び込むのは近年の流行であるが、客観的に見る目がないと駄目だ。
 というようなことでした。

 私も、いろんな宗教団体に行って話を聞いたりします。神社仏閣も行くし、宗教書やスピリチュアル系の本も読みました。「ブッシュは爬虫類宇宙人だ!」なんていう系統の話も聞きましたが、どの団体もどっぷりはまりません。どっぷりはまらないぐらいが、客観的に見れて調度良いということで安心しました。

 鈴木宗男飲み会でお会いした浅羽通明さんがいらっしゃたので、田中さんに再び紹介していただきちょっと話をしました。
 「宗教って、田舎から東京に出てきて友人のいない人のためのコミュニティなんでしょう。」というような話をされてました。
 ネット社会では、既存の新興宗教の役割は変わる事になるだろうなと思います。実際、既存の宗教団体に行ってみるとあまり若い人は見かけませんし。でも、5月の護国寺チベット仏教展は若い人ばかりだったし・・。

 「しかし、大川隆法って全然話が上手くないし、カリスマ性も感じられないのにあれだけ団体を大きくしたんだから、仕掛けた人は凄い。」という話になりました。