武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

収賄事件の真実! ばい煙問題企業が、木原誠二官房副長官に多額の政治献金!

             収賄事件の真実

 

2年半ほど前に、道路下水道課職員による収賄事件が発覚し、有罪判決が出ました。議会も市役所も、突然の逮捕劇は寝耳に水でした。加えて、当時、報道された以上のことは、市も議会も分かりませんでした。そこで、判決直後に、東京地検に裁判記録の開示を求めて、やっと開示されました。事件の真相を基に、汚職防止対策について、ようやく市議会で質問することができました。

 この事件では、平成30年から31年にかけての3件の収賄、計20万円について起訴されました。でも、供述調書などから、それ以外にも現金の授受があったことがわかりました。また、起訴された以外の他の業者からも、平成27年ごろに、35万円「借金!」をして返済していませんでした。起訴内容は収賄事件全体の一部だけでした。

 

             事件の概要と便宜供与

 遊興費の浪費などで金に困っていたこの職員は、現場での打合せの折、業者の車に乗り込み、「借金」の申し入れをすることから始まりました。「借金」とは言え、以後返済されていません。「介護」などの理由を言われ、気の毒に思った業者側は、周りに内緒で、なんとか5万円を工面し、市内のコンビニ駐車場で、職員に現金を渡してしまいます。

 以後、味をしめた職員は、嫌がる業者への無心を繰り返すようになりました。職員も、本人の権限の範囲の随意契約は、全てこの業者に発注するようになりました。また、自転車道樹木剪定委託では、入札前の参考見積の段階で、他社の見積や入札のヒントを教え、この業者への落札工作をしました。その上、追加工事では職員本人へのキックバックのため、見積金額の水増しまで要求していました。

 一向に「借金返済」はされず、市の仕事を切られたくないこの業者は、従うしかありませんでした。

                事件発覚の原因

 収賄事件は、当事者同士が黙っていると、露見しづらいものです。黒塗りだらけの裁判記録を読む限り、事件発覚の原因は、この職員本人が、酔った勢いで、収賄を自慢げに話してしまったからのようです。加えて、この業者が度重なる無心に疲れ果て、罪悪感から正直に供述したからです。市は、この事件をきっかけに、職員単独では随意契約ができないようにするなど、契約方法の見直しを図っています。加えて、職員倫理の指針も作り研修も行っています。でも、当事者同士の口が固かったら、今でも収賄は発覚していなかったことでしょう。結局、最後は良心にゆだねるしかありません。

 

 

  ばい煙問題企業が、木原誠二内閣官房副長官に多額の政治献金

伊奈平のダイエー横の産廃業者による、ばい煙被害の悲痛な訴えが、長年、市民の方々から届いています。市や東京都多摩環境事務所などの関係機関に、被害の状況を伝え、足を運んでもらっていますが、一向に改善される兆しはありません。深刻な被害は続いているというのに!

 さて、政治資金収支報告書をチェックしていたところ、この企業が有力政治家に多額の政治献金を重ねていることが分かりました。

 まず、この産廃業者は、代表取締役本人の名前で、木原誠二内閣官房副長官資金管理団体「誠心会」に、平成29年、令和元年ともに、100万円づつ政治献金をしています。収支報告書によると、年間100万円もの政治献金している人は、ごくわずかです。木原官房副長官にとって、とても大切な大口のスポンサーです。

 また、井上信治元環境副大臣が代表者の、自由民主党東京都第25選挙区支部には、平成26年以降、毎年、この産廃業者の企業名で献金を続けています。この産廃業者にとって、監督官庁副大臣を務めた人物が代表の政治団体に寄付を続けるメリットとはなんでしょうか?いろいろありそうです。

 これらは、政治資金収支報告書の山の中から、たまたま見つかりました。丹念に探せば、他にも、多くの有力政治家に政治献金が渡っているかもしれません。他の方法として、政治資金のパーティ券購入といった形で献金をすれば、一切、名前は出ません。表には出ない政治献金が、まだまだあるかもしれません。

 このように、有力政治家に政治献金するぐらいなら、ばい煙被害で、悲痛な訴えを続けている市民の方たちに向き合ってもらいたいと心底思います。

年に一度、市は、市内産廃業者へのダイオキシン調査をしています。このダイオキシン調査では、市議会議員も立ち会う事ができますが、自民党系や、公明党の議員さんは、ごくごくわずかしか参加しません。彼らが、立ち会わない理由は、こんな所にあるのかもしれません。

有力政治家たちにも、少しは、被害に苦しんでいる人たちの話に耳を傾けてもらいたいです。

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