村山温泉 かたくりの湯のレストラン経営には謎が多い事は、以前書かせていただきました。
肉類の約2倍も仕入れる調味料類!
一般的なレストランと比較して、異常に高い原価率!
ちなみに、この石崎某の脱税の手口は、水増し発注により裏金を作るという手口でした。
かたくりの湯のレストランの原価率が異常に高いのも、ひょっとしたら同じ手口が使われているのではないかと思い、議会事務局を通して、業者からレストランへの納品書や請求書を要求していました。
情報公開制度では、市役所に存在しない文書の開示は出来ません。ですので、今回、市議会の資料要求という方法を取りました。言い換えれば、議員以外の市民にとって、かたくりの湯のレストランの経営状況を知る術はありません。 完全なブラックボックスです。
まずは、ようやく公開された 株式会社 デン通商からの請求明細書を見てください。
デン通商は、かたくりの湯レストランで、ずば抜けて取引額の大きい会社です。調味料等を納入しています。

二筋の真っ黒い墨塗りが読み取れると思います。いったい、どういった内容を墨塗りにしたかというと・・・・・・・。
なんと!数量と単価なのです。
これでは、いったい、どれぐらいの材料を購入しているのか、わかりません!
かたくりの湯の事業報告書には、レストランのメニューごとの売り上げ一覧が載っています。私は、両者を比較しようと考えていましたが、これでは不可能です。
水増し発注を疑われかねません!
デン通商以外にも、割り箸などの小町屋の納品書も取り寄せました。

こちらも、墨塗りで、いったい何をどれぐらい納品したのか分かりません。
事業報告書から類推すると、割り箸の単価が信じられない程高額になるので、確認の必要があったというのに。
ただ、参考になるのは、請求書のあて先がシンコースポーツ㈱と明確に書かれている事です。
本日の議会で、新政会と公明党が討論の中で、私が提出した予算の修正案に対して、不正確だと反対理由を述べていました。「実績に基づいて予算は組まれるべきだ!」との事でした。
でも、開業以来、黒字となったのは一度しかないのに、新年度予算では黒字を想定しています。市の予算の根拠なんていい加減なものです。
「実績になんて基づいていませんから!」
いい加減な経営実態に目をつぶる事は出来ません!
まだまだ、調査を続けます。