武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

せっかく作ったのに!一般会計予算 増額修正案 否決!

 本日は、市議会予算委員会の最終日でした。

 予算委員会の最後は採決となります。

 全国の地方議会の中でも非常に珍しい事例だと思うのですが、一般会計予算の増額修正案を提出しました。

 先日のブログで書いた内容と多少変わった点は、温泉施設の増収分を予備費に入れるのではなくて、財政調整基金に積み立てるという形になりました。

 温泉施設の収入は予備費に入れるのは制度上なじまないのだそうです。

 いろいろと調査してくださった市役所の皆さんありがとうございました。
 一つ賢くなりました。

 今日の予算委員会の審議の間、こういう質問が来たら、どう答弁したらよいかと、ずーっと想定問答をしていました。

 温泉施設の指定管理者、シンコースポーツと山武が作った事業計画書は隅から隅まで読んで、どんな質問が来ても大丈夫なようにしていました。

 しかし、少年少女合唱団にだけ146万円も予算をつけるなど、行政の公平性の観点からも呆れるような事例で紛糾し、採決になったのは夜の7時30分過ぎ!

 朝9時30分から、ずーっと審議をしているので、私も含め皆疲れてしまっていました。

 一般会計予算採決に先立ち、温泉施設収入を2383万4千円増額する修正案の議案説明を行いました。

 「市が示した根拠の薄い113万円という温泉施設収入ではなく、業界団体の雄 シンコースポーツと明治創業で丸の内に本社を構える東証一部企業の山武の事業計画書案を予算案には採用すべきだ!」と訴えました。

 以前、ごみ収集業務委託の減額修正案を提案した時は、多くの議員さんから質問を浴びましたし、私の計算の方が多分正しいのだが、立場上、市長原案に賛成せざるおえない。と、質疑を通じて苦渋の決断をされていました。
 だいたい、ごみ収集車両の燃費がリッター数百メートルなんていう杜撰な計算でつくられた予算案を立場上とは言え、賛成せざるおえないというのは酷な話でした。

 「さて、今回も!」と身構えていたのですが・・・・

 誰一人、質問をする事なく、質疑終了。

 採決の結果!

 提出者の私と善家議員以外、賛成者無し!

 あらかた予想していたとは言え、「荒井市長最後の予算にケチをつけやがって!」と私に対して冷たい視線が浴びせられる訳でもなく、皆さん無反応でした。

 しいて言えば、「何か提案したの?おつかれさま。」という雰囲気でしょうか?

 ごみ収集業務委託の減額修正案は、議場で賛成する議員がいなくても、毎年自分で電卓たたいて提案し続けていたら、毎年契約金額が下がってきました。今年はようやく、まともな積算方法になりました。

 「かたくりの湯」が適正な黒字を出すようになるまで、今年は駄目でも増額修正案を出し続けてゆこうと思います。