三連休、車も来たし、高速道路は千円だしという事で、前から一度行ってみたかった場所に行ってみました。
その場所は?
妙観講からは、10年近く勧誘の電話がかかってきます。先日も・・・・
断っても断ってもかかってきます。本当に迷惑です。
おまけに「入らないと罰が当たる!」と、気味の悪い声で言われるので、
いつも、いやーな思いをします。
一方、聖教新聞の勧誘をされたこともあります。
こちらは、一度きっぱり断ったら勧誘が来なくなりました。朝から罵詈雑言のインタビュー記事など、部外者には全く価値がありませんから。
まれに、富士美術館のチラシをわざわざ届けに来てくれる事があります。わざわざ5階まで上がるのはくたびれるだろうにと、ありがたくいただきます。
でも、選挙で入れた事は一度もありませんし、間違いなく、これからもありません。
「はいはい、次の選挙は入れておきます。」とお茶は濁しておきますが・・・。
「大石寺ってどんな所なのだろうか?」と、門前の屋台などに期待しながらお腹を空かせて行ってきました。
日曜日だというのに、駐車場には私の車を含めてたった2台しか止まってません。ほとんど人の気配が感じられないまま、大石寺の入り口にたちました。
門の向こうは、だだっ広い参道というか、人民広場としか例えようのない空間が広がっていました。平壌の人民広場よりは広いのではないでしょうか。北京の人民広場程ではないですが。
人民広場を通って、これまた大きな地下道を通って、地上に上がると赤い巨大な門が立っていました。その門に向かって熱心な信者らしきご夫妻が熱心にお経を唱えておられました。
この門をくぐると、宿坊街が続きます。ちらほら、人と行き交うのですが、皆さん首から入場証のようなものをぶら下げてました。おまけにきちんとした格好をしています。革ジャンを着ているようなのは私一人だけです。
さすがに、ここまで来れば、この寺に参拝する人は関係者以外という事がわかりますし、部外者を寄せ付けない雰囲気も感じられました。
そして、奥まで行くと、奈良の東大寺の大仏殿をはるかにしのぐ巨大な建物に行き着きます。
「ここで、お賽銭を出すのかな?」
しかし、賽銭箱はおろか、おみくじも、お守り売り場も見当たりません。 ご朱印帳に記帳していただく場所が無いのは言うまでもありません。だいたい、門が閉まってますし。
おまけに、部外者禁止との立て札まで。
興味津々で、写真を撮って職務質問でもされたら嫌なので、ズームでもここまでです。部外者は入場できない事が書いてあります。
「実は、参拝できる場所があるのかも?」と思い、散策してみましたが見当たらず、「変わったお寺だなあ?」と思いながら、仕方が無いので帰る事にしました。
寺の横に商店街を見つけたので、そちらを通って駐車場まで帰る事にしました。団子やおまんじゅうを期待したのですが、人通りはほとんど無いし、日曜というのにシャッターが閉まっている店舗の方が多いぐらいです。
どのお店もお客さんがいないし・・・・
気の毒な事に、火事で焼けてしまっている店舗まで。
誰一人いない商店街
火災にあった商店街と仮設店舗?
どのお店も、閑古鳥が鳴いていましたが、非常にマニアックな本屋さんがありましたので、3冊ほど買い求めました。
どんな本を買ったかというと・・・・・
・誰にでもわかる 顕正会の誤り
並んでいるのは、このような、なかなか一般の書店では手に入れる事が出来ない本ばかりでした。
早速、目を通してみたのですが、「Aさんは、ニセ本尊を拝んだら病気になったが、創価学会を脱会したら病気が治った。」という類のエピソードが書かれていました。
「病気の原因はともかく、治ったのは創価学会を辞めた事より、お医者さんのいう事を聞いたからじゃなかろうか?」と部外者としては思います。
触らぬ神に祟りなし。最初から入らなければ、罰が当たったと思わなくてすみます。
大石寺では、あいにくの黄砂で、富士山の麓にも関わらずほとんど見ることが出来ませんでした。
残念でした。
私は、こちらの方が好きです。