市内の伊奈平地区に墓地の建設計画が持ち上がっています。地域の皆さんも議会も、市も反対をしています。そんな中、本日1時より、墓地を作る大聖寺と市民との協議会が開かれました。
大聖寺側は、住職 副住職2名 弁護士 設計事務所の総勢5名。
話を聞きに来た市民側は100名弱といったところでしょうか?
大聖寺が説明を始めようとしたので、市民側より、「保健所からの指導でまずは協議会のルール作りをする必要がある。」との指摘を受け、すったもんだしながら、協議会の進行方法が決まりました。
今度は、大聖寺側が墓地建設の説明をしようにも、大聖寺が用意した資料が少なすぎて説明が始められません。
なんと、墓地建設に反対している企業に資料のコピーを頼む始末です。結局、協議会の最後に計画概要の資料を配られておしまいとなりました。
資料をコピーしている間、市民との簡単な質疑応答がありました。
大聖寺は、
・これから、この地域に溶け込んでゆきたい。地域の皆さんと良い関係を築いて行きたい。
・協議会会場の建物は壊して本堂を建てたい。
という話でした。
墓地開発のために単に名義を貸しているだけじゃないんだ! 私は、勘違いしていました。
未来永劫続くような、きちんとしたお寺を造ってくれるなら、有り難い事ではないか!
しかし!!!!!!
計画概要には、本堂なんて全く書いてありません!
配布された2種類のパースには、管理事務所としか書かれていません。
片方のパースは既存の建物をそのまま使うようになっています。
おまけに、お寺なのに梵鐘がありません!
除夜の鐘はテープで流すのでしょうか?
6500平米もある広いお寺で梵鐘の無いお寺なんて聞いたことがありません?
「なんじゃこりゃ?」です。
私が計画概要を見ながら、「立派なお寺が出来ると言うので、除夜の鐘を突かせてもらおうとおもったのに・・・・。一番最初に、御朱印帳に書いてもらおうと思ってたのに・・・・。このお寺、鐘も本堂も無いよ!」と言うと・・・
側にいた須藤議員より、「本当は初詣にも行かないくせにこういう時だけ信心深くなって・・」とからかわれました。
似合わないかもしれませんが、興味が出てきて最近はちょくちょく神社仏閣に行くんです。
いずれにしろ、本当にきちんとしたお寺を造りたかったら、墓地だけ造成しないでしょう。
嘘をつくと閻魔大王に舌を抜かれますよ。
坊主丸儲けという言葉が頭に浮かびました。